母の日に思う事

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今日は教室がお休みなので
ゆるーく、塾とはあまり関係ないお話を余談として！
（塾が大好きなので、結局話が塾の事で終わってもご容赦ください！）

今日は母の日ですね💐
全国のお母さん方、いつもいつも本当にお疲れ様です。

私は塾講師になってから「世の中のお母さんの偉大さ」
を今まで以上に実感するようになりました。

私が見てきた多くの家族のお母さんは
自分のスケジュールを把握してお父さんのスケジュールと
子どもの学校と部活と習い事のスケジュールを把握して
朝起きて家事をして家族を送り出して
自分も仕事に行って帰ってきて家事をして
習い事や塾に送迎してその合間に自分のことなどを済ませて・・・
お父さんの協力ありきだとは思いますが
世の中のお母さん方
パワフル過ぎます。。。
そして
マルチタスク過ぎます。。。
本当に頭が上がりません！

今日くらいはお父さん、お子さんたちに色々任せて
1日くらいゆっくり休んでいただければと思います😃

私にも母がいるわけでして
毎年母の日の前後には「母の希望を叶える日」
を作るのが恒例となっていました。

希望を叶える日とはその名の通りで
事前に母がやりたい！と言ったことを全て叶える日です。笑
例えば・・・
・映画館で映画を観たい
・岩盤浴に行ってみたい
・友達と会う時に着る服が欲しい
・ペットショップで犬を見たい
・美味しいステーキを食べたい
・家族全員で家で豪華なご飯を食べたい
いざ書き出してみると、結構些細なことです。

しかし、私にとっては些細なことでも
母にとっては希望を叶えてもらえるなら！と
ワクワクしながら言ってくれたのだと思うと
何としても叶えよう！と色々思案したものです。

ちなみに今年は外出自粛のため希望を叶える日も延期となり
自粛が解除されたら出前で一番高いお寿司を食べることになっています。

母がすごいと思った出来事
今でこそ豪快で明るい印象を持たれることが多い私にも
悩みの多い時期もありました。
悩み過ぎて、学校に行きたくない・保健室に籠る、なんてことも。

私が中学校2年生の時だったでしょうか。
人間関係に悩みに悩んでいた時期で
学校に行く時間になった時、母に
「今日は学校に行きたくない」
と恐る恐る言ってみたのです。

母は
「分かった！学校には自分で電話してね。
あと洗濯物干しておいて。学校の時間割通りに勉強するんだよ」
それだけ言って仕事に行きました。

正直、拍子抜けでした。笑
私の思う「学校に行きたくない」の返答は
「何で！学校で何かあったの？？」
「そんなこと言って、ちゃんと行きなさい」
でしたから、分かった！の言葉に
むしろ「あれ？」となったのを覚えています。

その後は言われた通りに
学校に欠席連絡をし、家族分の洗濯物を干し
時間割と同じスケジュールでワークを解いて
1日を過ごしました。

以降私が「行きたくない」という理由で
学校を休む事はありませんでした。
今になって思うと
その当時の自分にギリギリのところで言い出した言葉を
きちんと受け取ってもらえたことで
少し気持ちが楽になったのかもしれません。

後日談
数年が経ち、私は塾で働くようになり
様々な家族と、そこで起こる問題と向き合うようになりました。
ふと、中学2年生の時の出来事を思い出し母に
「何であの時、私に何も聞かなかったの？」
と聞いてみたところ
「何か言いたければ言うだろう、と思って
見守るだけにした」
とあっけらかんという言葉に様々な感情が溢れてきました。

何より感じたのは
「私は信頼されている」という安心感です。

母が何か干渉しなくても必要なら言ってくるだろうと
信頼されている、という気持ちになれたのです。

数年越しに言語化できたこの安心感に私は今も支えられています。

今日は母に感謝
こんな風に書くと素晴らしく理解のある母と
母を信頼する娘の美談に見えるかもしれませんが
「見守るだけにした」
の後に「それに私が何を言っても無駄なくらい
自分で決めたら突き進む頑固者だしね」
と言われたのは内緒のお話です。笑

こんなことを考えつつ今日は
いつも明るくポジティブかつアクティブに
自分自身の人生を謳歌している母に
感謝の気持ちを伝えようと思います💐