奇天烈な夢をみる松本

ほぼ毎日奇天烈な夢をみます。一晩に二、三個みるときもあります。読書が好きでいろいろと読…

奇天烈な夢をみる松本

ほぼ毎日奇天烈な夢をみます。一晩に二、三個みるときもあります。読書が好きでいろいろと読みます。私にとって読書は食事と同じようなものです。読んだ本が私の血肉になっています。

最近の記事

ぼくはソニー(9)

ぼくはソニー。ぼくは引っ張り合いっこが好きだ。敷物のマットを口に咥えてブンブン振り回してお母さんにアピールする。それをやるとお母さんはマットの毛が飛ぶのを嫌がって端っこを掴む。そこからが引っ張り合いっこだ。ぼくは噛む力が強いので、ちょっとやそっとでは負けない。でもお母さんもギュウギュウ引っ張る。時間があればやってくれる引っ張り合いっこも忙しいときは相手してくれない。すぐ「おしまい。」と言われてしまう。そういう時ぼくはマットを咥えたままとってもマヌケな顔になってしまうんだ。もっ

    • ぼくはソニー(8)

      ぼくは鳥猟犬だから、アゴの力がとても強い。犬小屋の屋根もかじってしまって、お母さんはそこにカラシやらワサビやらを塗りつけた。でも結局はかじってしまう。そんな時のお母さんは怒ってホウキを持ってくるから怖い。すぐ犬小屋に避難だ。そんなぼくのためにお母さんは買ってきたおもちゃを庭木にぶら下げた。最初は引っ張って遊んだけれど、こんなのすぐ飽きちゃう。それでお母さんは犬ガムをぶら下げるようにしてくれたんだ。これは美味しいから嬉しい。何度も何度も引っ張って取る。でもぼくにとってはたいして

      • ぼくはソニー(7)

        ぼくはソニー。人が大好きな犬だ。なので、知らない人が来ても吠えたりはしない。お客さまには尻尾を振ってお出迎えする。たいていの人はそんなぼくに気がつかずに通り過ぎて、目が合ってビックリする。家族のみんなは番犬にならないと言うけれど、お客さまに吠えるなんて失礼なことは出来ないよ。ぼくが吠えるのは、哲郎が朝寝坊して散歩に行ってくれないときとか、お母さんやお父さんが車で帰って来た時だ。嬉しくて鳴いてしまう。あと夕方の散歩が遅い時も吠えてしらせるよ。それから、哲郎が鍵を忘れて2階の窓か

        • ぼくはソニー(6)

          ぼくは鳥猟犬なので、水が怖くない。ご主人が狩った鳥を拾いに行く役目を先祖代々してきたので、その血が流れているのだ。夏になるとお母さんは外の水場に水を溜めてくれる。暑い時はその中におやつ落として拾って遊んだり、水を掻いて遊んだりする。特に散歩から帰ってくると暑くてたまらない。溜めてある水のほとんど掻き出す勢いだ。横で見ている哲郎やお母さんにも水をかけてしまう。でもそのあと日陰で休んでいると涼しくなってくる。気持ちよくて寝てしまったりする。ぼくは覚えていないけれど、寝言も言ったり

          ぼくはソニー(5)

          ぼくが一歳になった夏に家族揃ってじぃちゃん、ばぁちゃんの家に遊びに行くことになった。ぼくが生まれた場所のすぐ近くだ。ぼくは車酔いはしないけれど、退屈で哲郎にもたれて乗っていた。大人4人とぼくとで車の中は窮屈だ。途中休憩して水を飲ませてもらって、ドッグランというところに行ったときは嬉しくて走り回った。下が泥んこのところも気にせず走っていたら泥だらけになって、怒られてしまった。あーあ。じぃちゃん、ばぁちゃん家に着いて家の前につながれたけれど、すぐ誰か出かけようとする。こんな知らな

          ぼくはソニー(4)

          ぼくがここに来て初めての冬。空から冷たい白いものが降ってきた。雨とは違って地面にどんどんたまっていく。純兄ちゃんと哲郎は「雪だ、雪だ!」と言いながら外へ出てきた。白いものを固めて、ぼくに見せてくる。ちょっとなめてみたけれど、冷たいだけで味がしない。そのうち二人はそれをぶつけあったり、もっと大きく固めて丸い人みたいな物を作り始めた。雪だるまというらしい。二人ともとても楽しそうだ。寒いし冷たいしなにがそんなに楽しいのかわからない。次の日には雪はやんだけれど、その雪だるまというやつ

          ぼくはソニー(3)

          ぼくの散歩は基本的には哲郎がやってくれる。哲郎がいない時は純兄ちゃん、お父さん、お母さんがやってくれることもある。ぼくは運動と水が大好きな犬種なので、みんなは自転車で散歩してくれるときもある。お父さんなら何駅も先まで行ったりする。行きは自転車を引っ張る勢いだけれど、帰りはヘトヘトだ。お母さんも自転車が多い。だいたい一駅先まで行って帰ってくる。哲郎も最初は自転車で行っていた。でもある時、ぼくは急に方向転換をして、まだ小学生だって哲郎を自転車ごと引き倒してしまった。哲郎はとても痛

          ぼくはソニー(2)

          自己紹介が遅れたけれど、ぼくはブリタニースパニエルのソニー。ちょっと珍しい犬種だ。フランスのブルターニュ地方原産の鳥猟犬で、白と茶色の少し巻き毛の中型の犬だ。尻尾はもともと短くて、尻尾の先は毛だけがくるんと巻いている。原産はフランスだけれど、生まれはもちろん日本だしフランスなんてさっぱりわからない。家族はお父さん、お母さん、純太郎、哲郎、ぼくの5人家族。小さい頃は玄関のゲージの中で暮らしていたけれど、お母さんが庭のほうが気持ちいいよ、と外に小屋を置いてくれた。小屋はリビングの

          ぼくはソニー(1)

          ぼくの名前はソニー。ぼくはM県のT市というところで生まれた。兄弟たちと遊んでいた時、お世話してくれてたおじさんがぼくと兄弟を抱き上げて、ある家族に見せたんだ。おじいさんとお母さんそれに男の子二人がぼくたちを見ていた。その中の背の低いほうの男の子がぼくを指差しておでこが白くて可愛いと言った。それが哲郎との出会いだ。そのあとその家族の家に行ってぼくはおじいさんにゴシゴシ洗われた。ウンチまみれだったぼくはサッパリした気持ちになったけれど、とても不安だった。お母さんや兄弟と離れてしま

          奇天烈な夢(2020.9.15)

          また緊急事態宣言が出た。家の周りからなるべく出ないように言われる。家の前の道路も車が走ることも人が歩くこともまばらだ。高校生になっていて高校に行こうと駅ビルに入ると停電が起こった。次は大きな震動。何かと思ってビルの外に出てみたら、ゴジラの尻尾のないような巨大怪獣がいた。とりあえず自転車置場に行って自転車で高校に向かおうとしたら、今度は髷を結った豪商の格好の巨大な人間が現れた。石橋蓮司に似ている。雨どいを切ったような筒を持ち、自転車に乗った高校生たちを覗いている。「これはいい見

          奇天烈な夢(2020.9.15)

          奇天烈な夢(2020/5/26②)

          歌劇の劇団員をやっている。人数が多く着替え場所がないというので、ホテルで着替えていくことになった。女子二人部屋で着替えようとしていると、LGBTの友達が入ってきた。着替えはここでさせて欲しいと言う。「男子部屋はダメなの?」と聞くと「恥ずかしくてダメ。」と言う。まぁそりゃそうかな、と思い洗面所で着替えていいよと言ったら着替えを取りにいって帰ってきた。お礼に、と言ってアポロの大きいのともうひとつお菓子(なにか忘れた)も持ってきた。それを見て「そうか、やっぱり中身は女の子なんだな。

          奇天烈な夢(2020/5/26②)

          奇天烈な夢(2020/5/26①)

          どうも体の調子が悪く病院に行ったら、悪い骨髄を抜いたほうがいいと言う。あれめちゃくちゃ痛いんだよな~、と思いつつ三回に分けて1100cc抜くことになった。200、300、600と抜いたら最後は立っていられなくなった。フラフラで病院のベッドでしばらく休んでいたら、急に体が軽くなってラクになった。治って良かったけどこれは辛いわと思っている夢。 余談……私は十代の頃に骨髄を提供したことがある。手術の時は全身麻酔であったが、検査のときは部分麻酔であった。あれは経験したことのない痛み

          奇天烈な夢(2020/5/26①)

          奇天烈な夢(2020/5/7②)

          早朝からみんなでサッカーしようと集まった。女子は私ともう一人だけであとは男子である。メンバーには千鳥と北別府さんがいた。北別府さんともう一人は来てすぐお弁当を食べていた。集まった場所の近くにスポーツショップがあって、そこでスパイクを見たいと男子たちがいうのでついていった。一階は駐車場で二階が店舗である。二階の店舗に上がった途端停電になった。まじか?と思っていたら店舗の中央の天井がゆっくり落ちてきた。ヤバイ❗️と思った私はもう一人の女子と階段に逃げたほうがいいのか?と咄嗟に考え

          奇天烈な夢(2020/5/7②)

          奇天烈な夢(2020/5/7①)

          実家の廊下に15cmくらいのバッタがいた。追い払おうとしたら跳ぶたびに小さいナメクジのようなものを撒き散らす。よく見るとそれは小さいバッタに変わってピョンピョン跳び始めた。しょうがないので箒を持ってきて小さいバッタを掃くとそれは小さなキビナゴに変わってしまった夢。 #奇天烈な夢 #夢 #村上さんお元気ですか #夢日記 #村上朝日堂

          奇天烈な夢(2020/5/7①)

          奇天烈な夢(2020/03/31)

          魔法学校に入学した。制服はなくて大学のようである。授業と授業の合間にやるべきことがあったのに、校内でミランダ・カーを見かけた途端それをすっかり忘れてしまった夢。 #奇天烈な夢 #夢 #夢日記 #村上朝日堂 #村上さんお元気ですか

          奇天烈な夢(2020/03/31)

          奇天烈な夢(2020/03/30)

          友達から古い電子ピアノをもらってきた。夜寝ていると雷がなってピアノが鳴り始めた。 鏡台の鏡にヒビも入った。めんどくさいことになったと思った私は鏡に向かって「帰りたいの?」と聞いたらオッサンの声で「帰りたい。」と聞こえてきた夢。 #村上朝日堂 #奇天烈な夢 #夢 #夢日記 #村上さんお元気ですか

          奇天烈な夢(2020/03/30)