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Messengerメールが突然届いて・・

今年の7月上旬にFacebookの友だち登録がない人物から突然のMessengerメールが・・この人は誰だ?ローマ字表記の送信主を確認。え~!何と大学卒業以来31年ぶりの悪友からの突然のMessenger。ガラケーからスマホに変えてFacebookをインストールしたのを機に私のことを検索して探してくれていたのだ。彼とは大学2年の時にバイト先で知り合った。お互い違う大学に通う大学2年生。だから彼との出会いは、34年前になる。鹿児島県出身。東京のことを「江戸」と呼び、学生生活のことを「出稼ぎ」と表現する独特な感性の持ち主。周りの者は波長が合わない「変わり者」と敬遠していたが、なぜか私は彼とは相性抜群だった。今は、仕事の関係上、鹿児島と東京を往復する日々だとか。常に故郷、鹿児島に軸足を置きながら「江戸」で情報収集をする、というスタンスを守っているとのことであった。
当時は、当然のごとく携帯電話など無い時代。暗証番号を使って固定電話の留守番メッセージを聞いて不在時の連絡事項を把握した。私と同年代の方々には懐かしいと思われた節があるのでは。今は、スマホ、タブレット、パソコンの時代。そんなコミュニケーションツールの一つであるMessengerがしっかり彼と私を結びつけてくれた。メールだけではなく、後日、久しぶりに通話も楽しんだ。久々に聴く懐かしい声だった。

彼曰く「俺は来春、予定どおり立候補するよ!」とのこと

学生時代、お互いの波長が合ったことの一つに政治信条と政治家志向の一致があった。支持政党、国家安全保障の考え方・・などいろいろな考えが妙に一致した。そして何よりも、将来の自分たちの目指す先が政治家!ということだけで、一杯飲むことが出来た。下戸の彼はウーロン茶で、呑兵衛の私は焼酎で、それぞれ杯を重ねた。不思議なことに、飲めないのになぜか彼の部屋には芋焼酎が常備されていた。私は、卒業を機に地元北海道に帰る道を選んだが、社会人としての生活を重ねるうちに、世俗の泥にまみれ、すっかりそんな青雲の志はいつのまにか遠い彼方に遠ざかってしまったが、彼は来春、東京の仕事場を引き払って、故郷の鹿児島に戻り、地元の市議会議員に立候補する予定だとのこと。「おまえも、早期退職して行政書士になったのは、出馬を考えてのことなんじゃないのか!」彼の言葉が、グサーっと胸に突き刺さった。卒業後30年以上もたっているというのに、自分の志を貫こうとしている彼の行動に対して、うらやましくもあり、かっこいいなーと思っている自分がいた。もし、本当に立候補した暁には、遠い北の街から彼の当選を願ってやまない。

自分の「生い立ち」を書き留めています

彼との再会を機に、自分のこれまでの歩みを書き留めておきたいな、と急に思い立った。なぜだろう・・自分の存在を知ってくれる人を増やしたい。いや違う。きっと、自分の周囲の人たちの中で、自分の存在を認知してくれる人がどれだけいるかを知りたくて書き留めているのかもしれない。いったい、何を書いているんだい・・そんなことを聞かれるとうれしいかもしれない。一方で、別に興味を持たれなくとも構わない。その時その時の、自分の感情の機微や周囲の様子などを文章として自分のために残しておきたいと思ったのかもしれない。こんな非公開の文章なんて、誰に読まれるのかは知らないが・・と思いながら、時間が出来ればパソコンに向き合う日々である。ちなみに、「自分史」は、まもなく私の幼稚園時代に突入することになる。


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