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20210530 木彫りの女子大生

登場人物:

仮名    現実中の関係
許倫    元同僚

許倫と一緒に教育棟の地下一階に行った。噂であそこの芸術教室に先生は蜜柑を売っている。私たちはその噂の真偽を確認しに行った。

芸術教室の中は薄暗い。でも確かにドアの手前の机の上に蜜柑がいくつか並んでいた。隣に先生は座って、木彫りをやってた。

私たちは蜜柑を選んで、先生の前に会計に行った。

先生は手を止めて、私たちに聞いた。「お前ら、ここで蜜柑が売っている情報、どこで知ったのか」

「学園のBBSから。前は半信半疑だった、だから確認しに来た」私は答えた。

「ほほほ、誰かが情報をBBSに流したじゃのう。お前ら、せっかく来たので、もう少しここで寛ごう」先生は助手を呼んで、私たちにコーヒーを運んで来た。

助手はコーヒーを私たち二人に渡した後、教室の照明を起動した。この時私たちは教室の全貌を見ることができた。ここは先生とその助手二人だけではなく、数十人の学生も座って試験を受けていた。

「ずっと立つ必要はない。空いている席を探して座ってコーヒーを飲んでください」先生は私たちに言った。

私たちは一番近い席に入った。隣に試験を受けている女子大生がいる。私はこっそり彼女の問題用紙を覗いて、大体は芸術系の問題であることが分かった。もちろん、自分は一つも答えることができない。

「この試験は私にとって大事な試験だ」女子大生は私の耳に傾けて小声で話した、「うちの卒業成績は二つの部分に分けた。筆記試験と作品デザイン。私は自分の作品にあんまり自信はないから、できるだけ筆記試験で点数を取るつもりだ」

女性の顔は私の側にいることは私にとって珍しい。だから私は恥ずかしいと感じた。

「あたなはどんな芸術を学んでいるか」私は恥ずかしさを我慢して、彼女に聞いた。

「私は木彫りだ。もし興味あったら携帯番号を教えて、私は一つ自分の作品を送ってあげる」女子大生はにっこり私に言った。

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