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子に育てられてる親のはなし。

こんばんは!夢カメラです。

ぼくには子供が2人いますが、上の子が生まれて
親をはじめてから、そろそろ11年が経とうとしています。

今回は、子供のことを書こうと思います。

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なんか子供ってかわいいな

父親になる前は、子供は特に好きでも嫌いでもなかった。

甥っ子が出来て、姉が里帰りして来たとき、
自分にも少し似ていて
あれ?なんか子どもってかわいいな。
って思ったのがキッカケだった。
初めて、血の繋がりの意味が分かったのかもしれない。

それから数年後に結婚して、僕も父親になったわけだけども、
それまでの間に興味がわいて、子育て情報を一つとして調べてたわけでも
育児番組を視聴するなど無かったので、ギャン泣きする甥っ子をみて、
「子どもって大変だなぁ」くらいに思っていた。



はじめての子育ては、手探りどころじゃない


上の子が生まれた当初、僕の勤め先は
双子持ちの先輩が地ならしをしてくれていたおかげで
家族の行事に寛容な会社だったので、
出産立ち合いでの早退も、出産後の健診や予防接種でも休みやすく、
その点はストレスが少なく、わが家は助かったのだった。

産まれてから家での生活は一変して
赤ちゃん中心になった。
中心にしたというより、優先順位を考えると自然と中心となる感じだ。
僕の家の過ごし方は主に、分担してた家事の分量を増やし、
おむつ替え戦力として覚醒した。


夜中のおむつ替えは、たびたび起こしてしまい寝てくれない。
お目目パッチリのときは大変だ。
ぼーっと瞳孔開いて暗闇を見たり、壁に向かってニコニコ笑ったり
【多分見えてない・・・よね?】
【ねぇ、何かそこにいらっしゃる?】と怖くなったり。

【お~い、明日早いんだよぉ、きつい~。寝てくれ~】
という心の叫びも虚しく、またホカホカ❤するオムツを替えたり。

いきばって【ぶりぶりざえもん】が出る時もあった(-_-;)
薄暗い中でのミッションはリスクが高まる
こいつぁ「柔らか仕上げのブツ」なのだから、指に付くのは仕方ない。
服やシーツに付いたりしてしまうと総とっかえが大変だ。
かと言って、最初から電気を点けて作業するわけにはいかない。
完全に目覚めてしまったら、それこそ睡眠時間減なのだ。
電気を点けるのはしくじったときだけだ。

こんなに気を付けていても、着せ方が悪かったのか、
サイズが合わなかったのか、量が半端なかったのか
原因は分からないのだが、
肌着も、ロンパースも、シーツも、【ぶりぶりざえもん】に突破され、
シミが出来てしまう、しくじり経験も沢山した。

よるの町のアパート、ちいさな窓に黄色い灯がともる。

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仕事をサッサと切り上げて、お風呂に入れるのも日課だった。
これはもう、大好きで。
片手で小さな頭と耳を押さえた嬉しい感覚を、今でもよく覚えている。

楽しみがないと人はツライ。
ただ、楽しくなくても途中でやめられないのも子育てだ
赤ちゃんは泣く以外、何もできない、助けが必要だ。

「何か熱いぞ、何℃まで大丈夫か?」
「おっぱいをあまり飲まない、どうしたんだろ?」
「この赤いプチプチは何!?」
夜間救急ダイヤルにもよく電話した。

その頃の愛読書は、たまひよ。
教育法とかはまだ早い、というか無理だ。
そんな余裕がない。
とにかく情報が欲しい。知っておいて安心したい。

これで正解!がないから不安だし、理解できないとか大変なことだらけ。
聞いてはいたけど、
「いつ落ち着くんだ?」「いつ楽になるんだ?」
とばかり考えていた。

いや、その前に、
こんな大事なこと、なんで今まで教わってこなかったんだ?
と素朴に疑問だった。

1人目の子育ては、手探りなんて、生易しいもんじゃない!
ふつうに知識ゼロで怖い。

子育てに実戦的(敢えて践ではなく戦と書く)なことは、
小学生からじっくり段階的に教えるべきなんじゃないか??
教育改革的なことまで考えたものだ。

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職場先輩からも、「最初の2・3か月が大変だから、がんばれ!
と言われていたが、半年は余裕でそのままだった・・・Orz
4か月目くらいから、
鐘がなったら飲みたい人々に、
「まだかまだか、そろそろいいだろ?」と言われるのも辛かった。

いや、マジで無理なのよ。

睡眠のありがたさを、これほど知ったことはない。
オールでカラオケとか、朝まで飲んだ~
なんて誇っていた時期が懐かしい。

今なら言える。
いや、その時の自分の枕元に立って、
後光に差されながら言いたい。


「絶対、寝ておいた方が良いぞ。

いつか、寝たくても寝れない日々がある。
寝貯めしとくがよいぞ。」と。


奥さんも、睡眠時間の確保のため、ママ友さんやネットから情報を得て
数々の試みを行った。
その中で、ママ友直伝「添いチチ」が、子に一番しっくりきたようだった。

*添いチチとは?
子と一緒にふとんで添い寝しながら、おっぱいを子の顔の近くになるようにポジションを取り、おっぱいを出したまま寝るという荒技である。それにより、子が欲しい時に勝手に飲むという究極のセルフ授乳方式なのである。
※母親に寝相が良いという才能(赤ちゃんを潰さない)と赤ちゃんの首が座ってしっかりした半年以降にしか出来ない。おススメはしません。
《様々な試みにはリスクもありますが、ベストな睡眠不足脱出法と出会えますように…(*‘ω‘ *)》

それに、半年経って粉ミルクを飲まない子は「離乳食」を早めに導入できる
ことを知り、これまた親に似て食いしん坊も手伝い、まあ良く食って、
良く寝るようになってくれたのだった。

ようやく、夜寝られる日々がやってきた

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ここまで、お読みくださってありがとうございます

長くなりますので
続きは、【子に育てられてる親のはなし2。】
として「変化」と「成長」の記録を書きたいと思います

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