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地球暦とめぐる季節の暮らし

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和文化が好きで、二十四節気や月齢を取り入れました。地球暦で1年を俯瞰する暮らし方は、時空間のとらえ方をニュートラルにし、豊かにしてくれます。暮らしの中での気付きを記しています。
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2022年6月の記事一覧

夏越の祓

夏越の祓

夏越の祓は、半年に一度、罪や汚れを祓い、心身を清める神道行事です。
旧暦またはグレゴリオ暦の6月30日に行われます。
もとは旧暦の行事ですから、暑い夏に水神様を感謝をもってお迎えし、その後の台風シーズンを無事に過ごせるように祈る準備でもあったでしょう。

大祓は年に2回あり、もう一つは12月の大晦日12月31日に行われます。
こちらは年神様をお迎えするのに、心身を清めるものです。

水不足やゲリラ

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芒種(ぼうしゅ)Seeding Fruition

芒種(ぼうしゅ)Seeding Fruition

芒種@曆

太陽を基準にする二十四節気で立春から8つ目の節気。
天球上の太陽の通り道である太陽黄経0度「春分点」から75度過ぎました。
次の節気は夏至です!

芒種とは芒(のぎ)のある穀物の種まきの時期。
芒は、米や麦などイネ科の植物の小穂の先端にある棘状の突起のことです。黄色く色づいた麦を収穫し、田植えを始める時期です。

1年を1日に例えると午前11時頃。午後のことも気になる頃かもしれません。

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二十四節気

二十四節気

二十四節気

太陰太陽暦(旧暦)で、季節を表すために用いられたのが、二十四節気。
二十四節気は、1年で1周360度をめぐる太陽年を24等分したものです。
※一覧表は下↓にあります。

二十四等分の方法=平気法・定気法

冬至から冬至までの時間を24等分に分割する平気法が用いられていたが、
天保暦(天保15年1月1日1844/02/02~明治5年12月2日1872/12/31)から、太陽の位置を計算

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