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地球暦とめぐる季節の暮らし

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和文化が好きで、二十四節気や月齢を取り入れました。地球暦で1年を俯瞰する暮らし方は、時空間のとらえ方をニュートラルにし、豊かにしてくれます。暮らしの中での気付きを記しています。
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2021年1月の記事一覧

冬土用の過ごし方

冬土用の過ごし方

旧暦では四季の間の移行期に『土用』が置かれている。
各季節が72日過ぎると、18日間の土用になり、1年間で見ると各季節も土用も同じ72日分のボリューム。カレンダーだと、夏の土用の丑の日のうなぎ!くらいしか気にしないけれど、これはもっと活用したいところ。

陰陽五行でみる四季と土用
物事の性質を、陰陽と木火土金水で表す『陰陽五行』で四季をみると、春は木(もく)、夏は火(か)、秋は金(きん)、冬は水(

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四季と節分と土用と

四季と節分と土用と

春夏秋冬4つの季節。旧暦の上では、立春、立夏、立秋、立冬と、『立』という字が付けられて、体感覚的にはまだまだ前の季節の真っ最中で、えっ!もう?まだ早すぎるでしょー?と言う頃に、始まることになっている。
確かに少し注意深く見れば、自然の中では次の季節の兆しが育っていることに気づく。

『立』という字は、自分が立つのも、旗を立てるのも、意志を持った行動だ。暦で見つけたら、『この季節がやって来るから、心

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年のはじめは何度でも...

年のはじめは何度でも...

多くの人は、新年までに...という理由で、年末を忙しく過ごす。
新しいカレンダーが始まる1月1日はピッカピカの新年で、日の出は特別パワフルに感じるし、今年の抱負も目を覚ますめでたさだ。前日までのネガティブなことも、去年のこととして片付けてしまえるこの節目は、生きていくうえでなんと有用な社会的工夫だろう。

ところが、心機一転を願う気持ちとは裏腹に、大掃除などは完璧とは言い難く、特に自分自身のための

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