255DAY -読書をするということ‐
自分は本が好きである。どのくらい好きかというと、バイト代の大体を本代に消費するくらいである。
本は良い。本の中の世界観を、すべて自分に独占できる。本を開いている間は自分だけがその世界観を認識し、理解している。映画や漫画と違って常に「想像」を必要とすることも、脳が考えている感覚を感じれて面白い。
しかし読み応えのある本となるとやはり値段も馬鹿にならず、高校生のバイトで稼いだお金などではかなり痛い出費となる。
しかし自給が1000円として本一冊が2000円とすると、2時間で本一冊が変えることになる。本一冊があればたくさんの情報が手に入る。本の世界観を想像し、常に頭を働かせ、そこでの経験がいずれ人生に影響するかもしれない。2時間の犠牲が人生を変えると考えると、それはとてもお得な響きに聞こえないだろうか。
文字ばかりの本など読む気が起きないかもしれない。しかしそれこそ「想像」を拒絶している表れなのだ。いま世界でもっとも大事とされること、それはオリジナリティあふれる斬新なアイデアが作り出されることだ。全ての夢が現実になることはあり得ない。しかし「現実」はいつも「夢」から作り出されてきた。これからの世界を作っていく我々に求められるのはそうした夢を「想像」し、「創造」していくことではないだろうか。
本はその「想像」への身近な入り口だと思う。それを知った時、知った人はさらに一歩踏み出せるはずだ。
「生きるということは、知ることなのだ。」かわぐちかいじ作ジパングより。
これはあくまで一意見に過ぎない。自分のエゴや理想論に過ぎない。それでも共感してくれる人がいたらいいなと思う。
追伸 「読み終わったら売ればいいじゃん」と言うが、自分は自称小説家として作品の参考にしたいため本を売る気にならないのだ。
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