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自然環境系投稿まとめ

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自然やその体験に関する投稿まとめ
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記事一覧

282DAY -2023奥多摩見聞録 其の11-

 合宿も終盤にさしかかり、参加者にもどことなく疲れが見え始めている。  やるべきことは分…

dragon-et
8か月前
14

281DAY -2023奥多摩見聞録 其の10-

 奥多摩合宿では同じような毎日が続くのではない。むしろ一年のうち最大八日間しかこの毎日を…

dragon-et
8か月前
5

280DAY -2023奥多摩見聞録 其の9-

 今日はとても晴れた。昨日の不安定な天気とは打って変わり、澄み切った青空が広がった。奥多…

dragon-et
8か月前
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279DAY -2023奥多摩見聞録 其の8−

 朝五時、起床する。というよりしてしまう。体が奥多摩でどうするかを覚えているかのようだ。…

dragon-et
8か月前
5

276DAY -2023奥多摩見聞録 其の6‐

 午後の勉強時間は、みんな川に行ってきたこともあって、静かに学習している。まるで無心にな…

dragon-et
8か月前
5

275DAY -2023奥多摩見聞録 其の5-

 先ほど昼食を食べ終わり、殆どの人が川へと行ってしまった。今日は晴天のためとても暑い。そ…

dragon-et
8か月前
6

274DAY -2023奥多摩見聞録 其の4-

 奥多摩の朝はウルトラマンから始まる。ウルトラマンは光の国からやってくる。夜の帷が上がり、太陽が昇る。まるでウルトラマンの目覚ましは、そのまま朝を象徴しているかのようだ。  夏合宿の起床時間は四時半である。とても早く感じるが、全体のスケジュールを見れば、この時間設定はかなり最適化されていることが分かる。 4:30 起床 5:00 学習開始 8:00 朝食 (*)変化あり  8:30 学習再開 12:00 昼食 12:30 川遊び 15:00 学習再開 16:00 リフレク

273DAY -2023奥多摩見聞録 其の3-

 時が経つにつれ、集中が途切れてくる。勿論集中というものは無限に続くことはないのでいつか…

dragon-et
8か月前
5

272DAY -2023奥多摩見聞録 其の2-

 西武新宿線始発に乗り込んだ自分は、電車で何度も睡魔に襲われながら奥多摩古民家に向かった…

dragon-et
8か月前
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271DAY -2023奥多摩見聞録 其の1-

 「奥多摩見聞録」とは古民家夏合宿の記録をする試みである。記憶は共有できないが、記述はで…

dragon-et
8か月前
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264DAY -梅雨入り時の奥多摩日記-

 もしこの世に上界下界という概念があるとしたら、奥多摩は上界であるはずだ。何故ならそれを…

dragon-et
11か月前
8

243DAY -氷点下の奥多摩日記⑵-

 「氷点下」とあるように、この時の奥多摩の気温はマイナスにいっていた。吐く息は白く、肌に…

dragon-et
1年前
9

241DAY -氷点下の奥多摩日記⑴-

 炎に一つとして同じ形はない。常に変化し、蠢いている。もはや一つの生物かと思う。それはお…

dragon-et
1年前
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225DAY -秋終わりの最高の奥多摩日記-

 充電しに来た。何をかといえば、自然のエネルギーというべきか、先人の遺産というべきか、実際のところ形容し難い物を充電しに来た。  その存在をはっきりさせることは簡単ではない。私たちですら、自分自身の全てを理解できないように、自分にとって真に必要な精神状態や心の拠り所を完全に把握し切ることは難しい。  結局、現在自分にとっての充電手段の最高手は、奥多摩に行くことなのであるが、それすら果たして完全な自身の拠り所であるかは正直分からない。なぜなら、それ以上の存在があるかもしれな