273DAY -2023奥多摩見聞録 其の3-
時が経つにつれ、集中が途切れてくる。勿論集中というものは無限に続くことはないのでいつかは切れるものではあるが、合宿のこの時間帯においてはもう一つ別の理由が集中を削ぐ。
厨房から夕飯の香りが漂ってくる。空腹はどうしようもない雑念である。しかしながらこれがなければ生きていけない。合宿においては最後のラストスパートが一番辛い時間帯である。しかしここを乗り越えることができれば、合宿における集中の問題は心配無用と言えるだろう。
一日を乗り越えるからこそ、夕飯はより美味く感じるものである。勉強によって脳は相当のエネルギーを使い果たしている。だからこそ南アジア旅行より帰還した先生という皮を被った料理人のディナーに舌鼓を打つ必要がある。
自分はまだ一日目だというのに、すでに三本のブログをあげてしまった。調子が良くなるのはわかりきっているが、あまりに効果がありすぎる。本当に末恐ろしい。
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