第12回「生きる力」を育てる早期起業家教育

過去2回でアメリカやフィンランドにおける早期起業家教育の話をした。

歴史やそれぞれの背景によって早期起業家教育の導入の目的や手法は様々だ。

今日は、中東の国、サウジアラビアの早期起業家教育の話をしたい。
まずは出会いの話から。

初めて、サウジアラビアを訪れたのは、2001年のアメリカ・ニューヨークでの信じられない出来事であった9.11テロ事件からわずかにあとだった。

厳重は警戒態勢であった空港で、入国手続きを済ませて1歩外にでると、アバヤと呼ばれる目以外を黒の衣服で隠すアラビアの衣装を手渡されすぐに着用するように指示がでた。とても神聖な気持ちになったのを覚えている。

男女が一緒の場所にいることは禁じられており、教育会議のために一堂に会する時は
ホテルの大きな窓に分厚いカーテンが引かれた。そう、女性である私が同じ部屋にいたからだ。

日本政府系機関が同行し、中東に日本の教育を紹介するというミッションだった。
「早期起業家教育」のニーズがあるのか最初は半信半疑での旅だった。

小学生からの起業家教育、つまり早期起業家教育の目的は、多様性や変化の中でも「自分で考え、自分で行動できる」、生きる力を涵養する教育であること。

新しいアイデアを考え、イオンベーションを起こせる人材を育成できるベースになる大事な教育であることなどを懸命に伝えた。

端正な顔立ちに立派な髭を蓄え、トーブと呼ばれる足もとまである白い衣装に身を包んだ男性たちが真剣に耳を傾けてくれた。
後日談でしったが、当時このトーブに使用されるコットン生地は日本製が大人気とかで、思わぬところで繋がっていた。

このミッションをきっかけに、中東の若者や女性たちへの早期起業家教育の導入がきまった。
「50年後、石油がなくなった後でも、国民が幸せである強い国を作りたいのです」と語った、責任者はまだ30代だった。

あれから約20年近い年月がたったが、今でも中東の国々と私は起業家教育で繋がっている。
教育で海を渡り、そして繋がる。このことはいつも意図しない大きな驚きを与えてくれる。

次回もまた中東の起業家教育に触れていく。

～夏休みに早期起業家教育にチャレンジしよう～

8月から色々な早期起業家教育が始まります

興味がある方は以下のフォームからお問い合わせくださいね！
新しい可能性にチャレンジしましょう！

Microsoft Forms

◾︎Facebookページ ：https://www.facebook.com/SelfWing ︎

◾︎Twitter ：https://twitter.com/SelfWing_VKIDS

◾︎note ：https://note.com/dr_yukiko

︎◾株式会社セルフウイング WEBサイト ：https://www.selfwing.co.jp/

◾SELFWING V-GARDEN Facebookページ：https://www.facebook.com/selfwingvgarden

◾SELFWING V-KIDS 幼稚園 Facebookページ：https://www.facebook.com/mamnonvkids

◾SELFWING V-KIDS 幼稚園 Youtube チャンネル：https://www.youtube.com/c/SelfwingVKidsKindergarten/videos

◾MoGuCare ：https://lp.mogucare.com/