さあ、受験本番!エレベーター入学なので安心!?内部進学、プロ家庭教師としては。

 新しい年が始まり、当研究所では冬期講習が昨日で終了、半年間で6日間しか休暇取れず、睡眠取れずだったので、歯は痛くなるし、左手首はオンライン授業の重い教材で腱鞘炎、足首は酷い捻挫で歩けず・・・と満身創痍の
年末年始ですが、明日から3学期が始まる皆さまも、1月校受験本番の皆さまも良い年にして戴きたいものです。心から合格して欲しい気持ち!です。
 
 そんなことは全く関係なく見えるのが、小学校からエレベーター方式で大学まで行ける学校に通っている生徒さま。果たしてそれは幸せなのか?考えてみたいと思います。

 確かに、精神を蝕むような苦しい受験勉強は既に終わって、大学まで好きなことができるのは悪いことではありません。ただ、そのまま同年齢の学年の方が必死で勉強している中、22歳まで本気で勉強せずに終わって、就活をはじめ、人生を勝ち残れるか?という問題が残ります。

 もちろん、内部進学といっても上位何%しか勝ち残れないという国立中学やその他有名私学もあるかも知れませんが、その過程で外部から受験して入学してきた生徒にかなり学力面で劣る例が少なくありません。中学から高校へ、大学へと上位の学校に進むに従って、受験体制が学校内部にないのに、進学できない場合も・・・。

 しなくて良い苦労はしない方が良いですが、それで段々落ちこぼれてしまい、学ぶ習慣をつけずに大人になり、社会で苦しむ可能性もないとは言えません。

 プロ家庭教師として思うことは、まずご家庭の教育方針を伺い、そのご要望に応えること。また、それだけでなく、これまでの多数の生徒指導から得た経験から、保護者の気がつかないリスクについてもご説明すること。これも、プロと呼ばれる講師なら、必要だと考えます。
 
 もちろん、目の前の生徒様の将来や思考性、保護者の方との信頼関係が築けた後になりますが。

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