高くたくさん売るために知っておくこと
どうせなら自分の商材を高くたくさん売りたいですよね!
どうしたら高くたくさん売れると思いますか?
答えを言う前に、ヒントの一例を出します。
とあるセレクトショップで機能が全く同じTシャツが2種類売られています。
TシャツA:ノーブランドのTシャツ(価格:2,000円) TシャツB:有名ブランドのTシャツ(価格:5,000円)
どちらがたくさん売れたと思いますか?
もちろん、TシャツBです。
Tシャツという機能は同じなんですよ!なのになぜ・・・。
理由はわかりますよね・・・・みなさんの想像通りです。 「有名ブランド」というブランドがついているからです。
このように、Tシャツという機能的価値は同じでもブランドが付けば高くてもたくさん売ることができるので、実は機能的価値にはさほど購入への影響は高くないと言えますよね。
では、ブランドとは、生活者にどのような影響を与えるのでしょうか?
ブランド=インサイトを満たしてくれるもの
インサイトとは、表面には現れない隠れた心理のことです。
別の例でお伝えすると、例えば誰もが知っているapple社。
2008年、Macbook Air の製品発表会で、スティーブ・ジョブズが、書類用の茶封筒からMacbook Airを取り出すシーンを覚えていますでしょうか?もし、普通にMacbook Airを見せただけなら、もしかしたら、爆発的に売れなかったでしょう。
ご存知の通りだと思いますが、Macbook Airにはドライブやポートはついていませんでした。特にドライブはその時代ノートパソコンには必須の機能でしたが、そのような機能を外しても価格は、他のメーカーより高価な製品だったのです。
でもなぜ、それでも爆発的なヒット商品となったのでしょうか? 答えは、ノートパソコンに対するインサイトを刺激したからでした。
ノートパソコンは、どんな場所でも持ち出して作業できるメリットがあります。本来であれば、重要な要素を省くということは誰も考えられません。しかしそこには「機能が少し劣っていてもいいから、とにかく、かばんに収納しやすく、また手に持って楽に持ち出せるくらい薄くて軽いパソコンが欲しい」という生活者のインサイトがあり、その演出として、書類用の茶封筒に入れられるくらい持ち運びが楽であるという演出を行った結果、ヒット商品となったのです。
このように、他のPCと機能が劣っていても、生活者のインサイトを刺激することができれば、高くたくさん売ることができるのです。
ー まとめ ー
高くたくさん売るためのヒント
機能的価値は購入行動に対してさほど影響を与えず、たとえ他社より少し性能が劣っていても、その商材を所有することで得られる「情緒的な価値」が伝われば自然と高くたくさん売れる。
ブランドは、自ら作り出すものですが、独りよがりのブランドでは価値は生まれません。ではどうすれば、自分のブランドに価値が生まれるのでしょうか?
どうすれば商品が売れるのか、また今扱っている商材が思っていたように売れないなど、悩みがある方は、初回無料で診察いたしますので、まずはご連絡ください。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます。
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