6月2日 壺を抱えて帰ってきた
今日は梅のことをしなければならない。
5年前に漬けた自家製梅酒が残りわずかのため、新しく仕込むのだった。
梅のヘタをとり、水気を取っている間にスーパーへ出かけ、氷砂糖とブランデーを買って帰ったが、古い梅酒を入れ替えるちょうどいい瓶が見当たらず、空き瓶を買いにまた出かけた。
これでいよいよ漬けられる。
ほくほくと帰ったら猫が梅の山におびえまくっていた。
緑色のボールの山、そんなに怖いだろうか。
梅と氷砂糖をごちゃごちゃに入れて、ブランデーをとくとくと注いだ。
ああ楽しみ。
氷砂糖が余ったので他の果実酒も漬けようかと考えたが、考えたところで疲れてよした。
毎日のように広告が目に入るZENBヌードルを、ついに、買った。
いや、すごく安くなっていたから!
じゃなきゃ買っていないから!
大規模に広告が打たれている商品を買う時に、言い訳がましくなるのってなんでだろう。
おまけとして付いてきたZENB用ごま坦々スープと一緒にいただいてみたら、これが案外食べ応えがあって美味しい。
小麦の麺とは違う食べ物としては十分ありだ。
いや、70%OFFだったから買っただけだから!
夫が帰宅し、どこか飲みに行きたいというので近所の中華屋さんへ出かけた。
いつもよくしてくださるお店で、そして何よりどれも美味しいし、いつ行っても新メニューがあるという研究熱心なお店でもある。
いつものチャーシューやよだれ水餃子などを紹興酒と一緒にいただいた。
もちろん新メニューも。
紹興酒が少し余り、持ち帰らせていただいた。
壺を抱えて、夜の街をてくてくと帰ってきた。
夜遅く、夫が熱心にミニ四駆を改造している。
なんだか怪しい匂いがする接着剤のようなものも使っている。
夫曰く、これも仕事のうちなのだ、とのこと。
お笑い芸人の仕事というものは、本当にON/OFFが曖昧なのだった。
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