八冠です!は・ち・か・ん
こんにちは、サカモトです。
今回は、王座戦の話題です。藤井聡太竜王が史上初めての八冠となりました。すごい記録です。
結果もすごいですが、対局もすごかったです。何度も藤井竜王が負けだと思いました。
いや、終盤は二転三転でどっちが勝ってもおかしくない展開でしたね。
とにかくすごかった。
ここで、簡単に今年の王座戦を振り返ってみようと思います。
王座戦を振り返る
今年の王座戦は藤井竜王が神がかっていました。
まずは、挑戦権を獲得する前の予選から始まりました。
村田六段戦
最初が予選トーナメント2回戦村田六段戦。
確か村田六段がAIの勝率90%ぐらいいって、これは藤井竜王の負けですね、解説していたところからの大逆転でした。
しかも、逆転してからの鮮やかに詰まして勝つという勝ち方もすごかったです。
挑戦者決定戦豊島九段戦
そして、その後のトーナメント決勝の豊島九段戦もすごかった。二転三転で、AIの評価値が行ったり来たりしてました。
なんとか勝ちをもぎ取った勝利でしたが、今までの藤井将棋には見られなかった現象でした。
今までの藤井将棋は、中盤から微差の有利を得て、その後にじわじわとその有利を拡大し、そのまま危なげなく勝ち切るパターンでした。
それが、有利なっても、相手に逆転を許したりと明らかに今までと違う展開でした。
そういえば、このこと僕も書いてました。そうか、娘のかごしま総文はこの頃か。
そして、ここから王座戦のタイトル戦がはじまるわけですが、ここからも激闘でした。
第1局は永瀬王座の勝利
第1局目は激闘の末、永瀬王座の勝利でした。
終盤までどちらが勝つか分からならい局面で推移し、永瀬王座が有利になってからはとにかく負けない手で圧倒しました。
熱戦で魂を持っていかれました。
第2局は藤井竜王の勝利
二転三転する大激戦でした。最後、藤井竜王が入玉して負けのない状態にしてからの、相手玉を詰まして勝つという驚きの結果でした。
やっぱり魂を持っていかれていますねwww
第3局は藤井竜王の大逆転勝利
第3局は最終盤は藤井竜王ほぼ負けでした。AI評価値では90%ぐらいのところからの大逆転勝利でした。色々と調べると、人間的には難しい局面だったようですが、最後の方は藤井竜王が終始うなだれて指していたのが印象的でした。
第4局はやっぱり藤井竜王が逆転勝ち
第4局はやっぱり逆転勝ちでした。最後の方はそれほど難しくない勝ち筋があったのですが、永瀬王座がその筋を逃しての勝利でした。永瀬王座は負けない将棋で、ほとんど逆転負けはしない将棋の作りなのですが、2局連続で逆転負けです。いやあ、勝負とはよく分からんものですね。
正直、このタイトル戦は永瀬王座が防衛していてもおかしくないものだったと思います。しかも、カド番を迎えた本局も、終盤で勝ちのある局面を迎えたのはさすがの精神力でした。
しかし、そんな不利をひっくり返して勝ったのはさすがです。
史上初めての八冠制覇
これで、藤井竜王は史上初の八冠制覇となります。なんともいえないすごい記録です。
タイトル戦も安定感があるので、このまま何年もタイトル独占しそうなところがさらにすごいことですがね。
ちなみに、将棋ファンになったのは、1996年2月14日に羽生さんが七冠王となって、当時全てのタイトルを独占したニュースを見たことがきっかけです。
なので、このニュースには興奮するものがありますね。
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