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やっぱり魂を持っていかれてしまった!王座戦第ニ局!

こんにちは、サカモトです。

9月12日は王座戦第2局でした。とにかく、とにかく激闘でした。見ているだけなのに、なんだか疲れてしまった、魂を持っていかれてしまった〜。

第一局も激闘で、魂を持っていかれた様子を書きました。第二局は第一局以上に激闘で、やっぱり魂を持ってかれました。

今回は色々と見どころありましたが、まずは藤井聡太七冠の作戦選択でしょう。

驚いてしまって、思わずツイートしてしまいました。藤井さんの右玉は記憶にありません。

将棋をあんまり知らない人に少しだけ解説すると、右玉は受け身的な作戦で、長期戦をいとわないというという作戦です。これまで藤井さんはほとんどやったことのない作戦です。

第一局の結果を踏まえ、永瀬王座の並々ならぬ意気込みを感じて、対永瀬用の作戦を取ってきたと言えるでしょう。

対局の内容は、基本的には、序盤中盤まではほぼ互角で、一進一退の攻防で、終盤ではっきり藤井七冠が勝ちになるも、永瀬王座の決め手を与えない指し手が続きました。

ずっと、90%の勝率のまま何十手も指して、なんと入玉将棋だと思われたところで、いきなり詰まして勝つという、なんともとんでもない将棋でした。

とにかくすごい将棋でした。

人間でない存在と人間をやめた存在の対決にふさわしい将棋でした。本当にすごいものを見たという感じです。

しかし、藤井さんがこの将棋を勝つというのは本当にすごいことです。この将棋に勝ったのは大きかったです。

これでおそらく藤井ペースとなったので、第三局で永瀬王座が勝てるかどうかでしょう。第三局で負けると第四局で決まる可能性は高くなるでしょうね。

◆第3局 9月27日、名古屋市「名古屋マリオットアソシアホテル」
◆第4局 10月11日、京都市「ウェスティン都ホテル京都」
◆第5局 10月30日、甲府市「常磐ホテル」

とにかく、この後の戦いに目が話せません。要注目です。

そうそう、渡辺九段も感想をツイートしてました。短いコメントながらプロがこの対局をどう評価しているのかよく分かります。


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