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ダイアナ現象とは何だったのか!映画「プリンセス・ダイアナ」

こんにちは、サカモトです。

今回は映画「プリンセス・ダイアナ」です。

最近は、英国王室に興味があるということで、ドラマを色々と見ていることは書いてきました。

ドラマ「ザ・クラウン」

ハウス・オブ・ウィンザー

英国王室のことを語るに当たって、避けて通れないのはダイアナ妃のことでしょう。80年から90年にかけていい意味でも悪い意味でも世間に話題を振りまき続け、最後は不慮の死を遂げた彼女の人生は、英国王室には深い傷跡を残したと言えるでしょう。

ダイアナ妃の生涯を振り返る

そんな彼女の結婚してから、不慮の死を遂げるまでの10数年を、ナレーションなどの作り手側の主観を排し、当時の映像だけで構成されるドキュメンタリー。まあ、主観を排すと言っても、映像の組み合わせや当時の番組のMCの発言などから完全に排すことは無理なんだけれども、なるべく中立を保とうとしているのは感じた。

彼女は、悪女なのか、それとも、被害者なのか、色々と考えさせられてしまった。

それにしてもナレーション抜きで、最初から最後まで飽きさせない構成でよくできていた。

意外な真実が判明

チャールズ皇太子と結婚したのが、なんと19歳!それからフィーバーとなり、どこに行くにも大勢の人に囲まれ、パパラッチに四六時中写真を撮られる生活となる。それは本当に大変だったんだろうなと言うのは想像にあまりある。

ダイアナに対して、世間の注目が集まって、チャールズ皇太子が嫉妬したとかの憶測もあったり、
チャールズ皇太子が子ども二人生まれても、ポロに興じて家族を振り返らなくなっていたりと、
ダイアナが被害者的な面を掘り返していたりするものの、

一方で、単独インタビューで一方的な暴露をしたりして、
世間にワイドショー的な話題を提供して、王族批判を展開して、王族の地位を低下させたという意味では悪女的な要素がある女性という両方の描き方をしていて、色々と考えさせられてしまった。人によって、彼女の評価は全然変わるんでしょうね。

思うに、はじめはちょっとしたすれ違いだったのが、話が大きくなってしまって、絡まり合ってどうしようにもなくなったのが真相なのかなと考えさせられてしまった。

イギリス国民のノリは関西人?

結婚や出産などのイギリス国民が祝福する場面があるのだが、大騒ぎで、その様子が阪神タイガースが優勝したときの大阪のよう。池の中に飛び込んだり、高いところによじ登って叫んでいたりと、イギリスは紳士の国と思っていたけど、熱しやすい国民だというのが意外でした。

最後のエンディングはまさかのZARD

最後のエンディングはなんと、ZARD です。まさかの日本語で驚いたんですが、映画によくあってましたね。この曲を選んだセンスは驚きました。




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