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いなば博士の玉手箱@利他クリエイター
2021年3月16日 09:23
未曽有の大災害と呼ばれた巨大地震、津波、原発事故から10年たった。ある人は家を失い、大切な人を失い、仕事を奪われた。避難所、仮設住宅、災害公営住宅、再建した家と住まう場を転々とした。この間の暮らしはどうであったか。(本稿は以下に加筆しました) 1923(大正12)年9月1日に発生した関東大震災への対応として、大規模な帝都復興を唱えた後藤新平に対し、大正デモクラシーを代表する経済学者の福田
2021年3月14日 08:40
東日本大震災、3.11から10年。節目としてメディアは特集を組んでいる。今もなお時が止まったままの地域がある。あの日のこと、その前日までのことを心に抱き続けている人がいる。震災を風化させてはならないという思いがある一方で、被災された方々の中には区切りをつけたいという人もいる。「節目などと被災者以外の人が勝手に言っている」、「そもそも被災者や被災地という言葉が失礼だ」といった言説は、当事者との関わ