わたしの自慢の「ママ友」たち
いつも仲良くしてもらっている、
個性豊かな5人のママ友を、ただただ紹介したい。
私を含む6人で育児の喜びや苦労を分かち合っているが、
「ママ」である以上に人物として魅力的で、自慢の友達である。
◼️先生
小学校の先生
私たちより10歳ほど年上なのに、
対等に接してくれる懐が深い女性。
常に「先生」の雰囲気をまとっている。
働いているところを見たわけでもないのに、
そのままだろうことが想像に容易い。
長年働いてきた職業が、そのまま人格として染み付いている。
その言葉にはいつも経験に裏打ちされた自信がある。
数々の児童を育て上げた彼女でも、
初めての子育てには常に苦労が付き纏うようだ。
同じく教職の旦那さんの帰りが遅く、
いつもワンオペに悩まされている。
◼️音楽家
音楽が大好きな養護教諭
子育てをしながら音楽を続けている。
アクティブで、いつも活動的。
その性質は娘にも受け継がれた模様。顔もそっくり。
フットワークが軽く、あちらこちらに出かけているので情報収集が得意。
女王気質なお姑さんに悩まされるも、気丈に振る舞っている。
先生同様、職業柄教育熱心。
ちなみに先生も音楽専攻の為、
二人はツーカーで繋がるものがある。
◼️お洒落番長
常にお洒落な2児の母。元金融業。
彼女だけふたりの子を持つ先輩ママ。
長年働いてきた会社を辞めて、フリーランスとして働いている。
将来は小物や子供服の店を持つのが夢で、
今はネットショップの準備を進めている。
柔らかい雰囲気で、誰とでも仲良くなれちゃうコミュ力お化け。
つい最近、娘の食物アレルギーに対して、
園のずさんな対応を目の当たりにし、憤っている。
いつも優しい彼女だが、子どもが安心して過ごせるよう
全力で園との話し合いを進めている。
◼️みんなの妹
何事にも勉強熱心な介護士
芸術家系に生まれ、繊細な感性の持ち主。
本が大好きで、常に新しい知識を得ようと勉強している。
私たちとの出会いを「運命」と言うほど大切に思ってくれていて、
現在作製中のエッセイ本に登場させてくれるという。
将来は作家志望で、仕事や子育ての合間に、執筆しているそう。
しっかり者で責任感も強く、
なんでも自分で背負ってしまうため落ち込むことも多々。
そんな時に頼ってくれる「みんなの妹」。
◼️頑張り屋
いつも頑張っている作業療法士
旦那さんの都合で引っ越してしまったが、大切な友達の一人。
知らない土地ですぐに仕事と保育園を見つけ、
仕事・子育て・家事・育児をしているスーパーウーマン。
おっとりとした優しい性格だが、
独身時代は海外で生活をしたり、チリ人の旦那さんと結婚するなど、
グローバルな視点を持ち合わせている。
マイペースな旦那さんにヤキモキしつつ家族を大切にしている。
最近交通事故に遭い、
松葉杖をつきながら日常を過ごしているらしく、
頑張りすぎてやしないかと心配だ。
■あたい
マイペースな動画編集者
最近仕事を辞め、フリーランスとして仕事ができるよう準備を進めている。
動画編集者と記したが、
元々は番組制作を生業にしていたこともあり
今後は幅広く仕事をしていきたいと思っている。
堅実で社会的役割の大きい仕事をしてきたみんなの中で、
毛色が違うのではないかと心配したが、
面白がってくれているようである。
みんなと同じく真面目な性格である自覚はある。
子供との日々を大切にしつつ、
常に自分らしくいられるよう模索中。
見知らぬ土地に家を構え、スタートした子育てだったが、
この5人に支えられ、日々の育児を楽しんでいる。
それぞれが日々様々なことに悩み、乗り越えていく。
「ママ」である前に自分らしくあろうと、日々模索している。
「ママ友」というと、
子供を介して出会った表面的な付き合いのようだが、
私たちの場合は少し特殊だ。
戦友のような5人をいつも誇りに思っている。