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笑って泣いて、ぎゅっとして

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いちとの育児エッセイを集めました。親に愛情をもらえなかった私が、日々、あれこれ悩みながら子供達と向き合っています。
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記事一覧

もう戻れない日々を、懐かしいあのときを

年明けすぐに1歳になった末っ子が上手に歩くようになった。誕生日を迎えたころは覚束なかった…

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違いがあるからこそ、愛おしいんだ。

私には、小学生で年子の娘達がいる。 長女は絵に書いたような優等生タイプだ。勉強も出来て、…

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負の連鎖を断ち切ることを強く誓って、私は今日を生きている。

「もういい、あんたなんか出て行って!」 決して広くないアパートの一室でまだ1歳にも満たな…

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「ママ、きらい!」と言われた今日は

待望の3人目の子供だった。しかも我が家にとって初めての男の子。四年前の今日、長男が産まれ…

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愛されたかったわたしと、チョコパイ

私には子供の頃、強く憧れていたおやつがあった。 それは、"チョコパイ"だ。 私には年の離れ…

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料理を楽しむ気持ちがスパイスとなって美味しさを引き出す

私はどちらかと言うと料理が苦手な人間の部類に入る。 食べることは大好きなのだけれど、いざ…

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「はやく長男くんとお話がしたいです」

私は、いつから一人で子育てをしているつもりになっていたんだろう。 こんなにも身近に、長男のことを理解しようと手を差し伸べてくれる人達がいるのに。 私の頭の中は「長男のことを理解してもらえるか、受け入れてもらえるか」という不安でいっぱいだった。 今日、幼稚園と長男の今後について話し合いをした。 話の要点としては二つ。 「幼稚園としてどこまで長男に対応してもらえるのか」、そして「療育との平行通園は可能かどうか」ということだった。 まずは「幼稚園としてどこまで長男に対応し

君は君だから、そのままの君でいて

今日、長男が発達障害疑いありだと言われた。 診断名は『ASD(自閉症スペクトラム)』が付く…

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特別な日が、またひとつ

暗くて長い病院の廊下をスタスタと歩く私の足音だけが響いていた。 片手には小さな哺乳瓶のな…

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きみが生まれてきてくれた日のこと

10年前の今日、私にとって初めての子供である長女が生まれた。分娩台に横たわる私の胸にやって…

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親になっても夢を持っていいって子供達が教えてくれた。

私には子供が4人いる。 そのなかでも上から2人は小学生のお姉ちゃん達で、最近、この子達が私…

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