ホリー・ガーデンは余分時間物語 4 コトリとキリン 2024年1月3日 08:23 私の思想は江國香織さんの思想で染まっていった彼女の作品を読みその感覚や思考に憧れてきたからである27年の時を得て今だ私の本棚にあるのがホリー・ガーデンその書籍の帯にあったあとがきの一部がすごく好きそれはたとえば誰かのことを知りたいと思ったら、その人の名前とか年齢とか職業とかではなく、その人が朝なにを食べるのか、とかどこの歯磨きを使っているのか、とか子供のころ理科の社会とどっちがどくいだったのか、とか喫茶店で紅茶を注文することとコーヒーを注文することとどちらが多いのか、とかそんなことばかり興味をもってしまうということです。余分なこと、無駄なこと、役に立たないこと。そうゆうものばかりでできている小説が書きたかった。余分な時間ほど美しい時間はないと思っています。そうして、これはたくさんの余分な時間を共有してきた二人の物語です。二人と二人をめぐる人々の、日々の余分の物語。新潮社 ホリー・ガーデン 江國香織 あとかぎより私は好きな人ができたらその余分な質問をたくさんしたなと子供のころ何色の長靴だった?とかアジフライは醤油?ソース?とかどうでもいい記憶って一番心がつながりやすいなって。年収とか学歴とかのパーソナルデータは必要だけれど浅いレベルだなって思いますね #わたしの本棚 ダウンロード copy この記事が参加している募集 #わたしの本棚 19,013件 #時間 #物語 #わたしの本棚 #江國香織 #余分 #ホリー・ガーデン 4 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート