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【ワクワク】 大河ドラマ 「鎌倉殿の13人」 第1話

 戦国時代の武士による一大クーデター(「麒麟が来る」)からの、武士に憧れたけれどなれなかった近代経済の父と最後の将軍の友情譚(「青天を衝け」)を経て、今年の大河は時代を遡ってその武士が誕生した時代を描いていく。

三谷さん脚本ということもあり、心待ちにしておりました!!!

冒頭のエヴァ風「鎌倉殿の13人」のフラッシュ提示からしてルンルンです。

名前の後にちょっとだけポーズするのも、あざと好き(笑)

義時が、ことあるごとに目をキュルンキュルンするのも好き。これ、後半戦では目が座るフラグよね。こんなにおぼこい人が、いずれ目で人を騙すようになる... のだろうと勝手に想像してグフグフしております。

最後は首チョンパじゃねえか

正統派の時代劇とは異なり、こういう言葉遣いをちょいちょい挟んでくる三谷脚本に触れるたび、そうだよなあ、この時代の言葉使いを肉声で聞いたことのある人なんていないわけだし、書状に残された文章は、あくまでも「書かれたコトバ」であって、話し言葉とは違う可能性が高いのだ、と心底思う。

すなわち、どんな訳をあてようとも、それが自然できちんとした理念に立脚した上で成立していれば、どんなに遊んでいてもアリなのだ。

先例に敬意を表しつつ、でも自分なりの言葉や物語に対する「義」もあって良い。歴史物の言葉遣いについて、絶対は無いのだ。

絶対だと思われた平家だって、良し悪しとは関係なく、永遠ではないのだから。

その平家(と頼朝)の雅びさとは対照的な、祝いの席で魚を手掴みで食べる北条な皆様。そう、多分、そういう田舎者の集団だよね、坂東武者って。

ところで、「坂東武者」って北関東のイメージだったのですが、伊豆半島辺りも含まれるのですね。それくらい、関東一円総田舎だったということかしら。

伊藤祐親、断じて許さん

頼朝の腹黒さも出しつつ、主要人物を紹介しつつ、の第1話。紹介だけだった人物の中で一番ひょええ、となったのは...

藤原秀衡の田中泯さん!!!!!!!!!!!!!

ぎゃー!そう来たかー!!!!

なるべく沢山ご降臨下さいますように。何なら義経さん、史実は無視して、長めに平泉にいらっしゃったらどうですか?!

そして更に!まだ登場も紹介もされてないけど!

成河さんも出演なさる!

やばい!やばすぎる…

今年の楽しみが始まりました。

明日も良い日に。





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