【美しい生き方とは】 大河ドラマ 「青天を衝け」 第30話
徳川幕府を倒してまで作りたかった新しい世は、いったいなんなんだ?
タブレットを器用に操作して情報を得る家康さんからの問いだてから始まった今回。この斬新な演出にしびれます。
若い頃から柔軟に周りに対応していた家康さん。彼が今生きていたなら、新しい技術も率先して取り込もうとしたのかも知れません。
そんな自分の政府を倒したくせに、いがみ合うばかりの新政府を見たら、「あと少し話をさせてください」と詰め寄りたくもなろうもん。
その後、zoom会議での廃藩置県宣言にもナウな演出は引き継がれ、更には渋沢の妾問題までをも差し込む本話は、ある意味神回かも。
なんてったって大河だし、栄一の女癖問題は見て見ぬふりかと思っていたら、ガッツリしっかり描いていて思わず変な声が出た。NHKすげえ。
それに気づくお千代ちゃん側の心情もきちんと描かれているのがまた凄い。
不倫に気づいてからのお千代ちゃんの不安や疑念、信じたくないという思いの全てが眼差しから伝わった。
なんと美しい生き方だ
とっさまの最期を見届けた後、栄一はこんな言葉をこぼす。究極のおまいう案件。
そしていよいよ西南戦争と、渋沢家の内乱、エトセトラエトセトラへ続きます。
まて次号。
明日も良い日に。
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