童心社

紙しばい・絵本・児童書の出版社です。 こちらでは、童心社の「しごと」について、はたらく…

童心社

紙しばい・絵本・児童書の出版社です。 こちらでは、童心社の「しごと」について、はたらく人の視点でじっくりご紹介していきます!

マガジン

  • 童心社の本と紙しばい

    童心社が刊行する本と紙しばいについてのマガジンです。作品の内容や魅力など、新作からロングセラーまで幅広くご紹介します。

  • 広告宣伝・はな の おしごと日誌

    童心社の広告宣伝を担当しているはなの視点で、日々の仕事のことを綴ります。多くの読者のみなさまに童心社の作品を届けるには……? と試行錯誤しつつバタバタの毎日ですが、子どもの本や紙芝居をつくる出版社の仕事に興味がある方、ちょこっとのぞいてみてください。

  • 童心社のニュース

    童心社の本と紙しばいや作家さんに関するニュースやイベント、読者キャンペーンのお知らせ、メディア掲載情報をお伝えします。

  • 新作がうまれる現場

    童心社の本と紙しばいはどのようにうまれるのか。だれのどんな「しごと」をとおして読者のみなさまの手に届くのか。はたらく人の視点でお伝えします。

  • もぐらけんせつ 秘書のみみずのみすずさん おしごと日誌

    新作絵本『もぐらけんせつ りすさんいっかの木のおうち』に登場する、秘書のみみずのみすずさんが、もぐらけんせつのこと、重機のこと、そしてきっちりおしごとするもぐらの職人たちのことを紹介します。

最近の記事

<ニュース>絵本『アザラシのアニュー』が2024年度の小学校低学年の部、課題図書に!

昨年12月に刊行された『アザラシのアニュー』(あずみ虫 作)が第70回青少年読書感想文全国コンクールの課題図書(小学校低学年の部)に選ばれました! アラスカに滞在し、絵本を制作する絵本作家・あずみ虫さんが、野生のタテゴトアザラシのあかちゃんが懸命に成長する姿を描いた大ぼうけんの物語です。 海にうかぶ氷の上で、タテゴトアザラシのあかちゃんがうまれました。おかあさんとあかちゃんは、鼻をちかづけあって、おたがいのにおいをしっかりとおぼえます。おかあさんはあかちゃんに、アニューと

    • 【自分で自分のこと、できるかな?】生活習慣を楽しく伝えるログンセラー紙芝居

      子どもたちに身につけてほしい生活習慣を、ユーモラスに楽しく伝える人気紙芝居をご紹介します。  「ママーぼくおきたよー。   パジャマぬがせてよー。」 もう大きいのに、さぶちゃんは、自分で洋服が着られません。  「ママ、パンツはかせて。   つぎはシャツだよ。」   あたまがでないじゃないか   ママの へたくそ!」 自分はなにもしないで、いばってばっかり。 その様子を窓から見ていたのは鳥と猫です。  「あのお方はよっぽどえらい方にちがいない。」 さぶちゃんはえら

      • 今、絵本ではじめるポジティブな性教育

        園での集団生活がはじまる、ひとりで通学する、など、春は子どもたちの新生活がはじまる季節です。 子ども自身が安心して安全に過ごすために、そしておともだちなど周囲の人とよい関係を築いていくために、親子で「性教育」をはじめませんか? 今回ご紹介するのは、産婦人科医の遠見才希子さんがおくる「性とからだの絵本」シリーズです。 産婦人科医・遠見才希子さんが考える「性教育」 産婦人科医の遠見才希子(えんみ さきこ)さんは、学生時代から性教育の活動に携わり、これまで1,000校以上の

        • 桜満開! 絵本『花見じゃ そうべえ』

          みんなが待ちのぞんでいた桜の開花のたよりが、全国各地から届いていますね。 今回は、お花見気分で楽しく読みたい『花見じゃ そうべえ』をご紹介! 虫歯だけでなくよい歯まで抜いてしまった、歯ぬき師のしかい。 綱渡りの最中に綱から落っこちてしまった、軽業師のそうべえ。 そうべえが手遅れだと誤診してしまった、医者のちくあん。 「みんな!! しゅぎょうを するのじゃ!お山の雪もとけて、春の花が さきはじめておる」 修行が足りないできそこないの3人を連れて、山伏のふっかいが向かった先

        <ニュース>絵本『アザラシのアニュー』が2024年度の小学校低学年の部、課題図書に!

        マガジン

        • 童心社の本と紙しばい
          49本
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          7本
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          15本
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          3本
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          5本

        記事

          ゆったり心ゆくまで、紙しばいを味わう時間

          広告宣伝担当・はなです。 童心社には「紙しばいの魅力をもっと広めていこう!」という部署横断のチーム、「紙PRO」があります。 紙しばい講座や、おはなし会、動画の配信……などなど、紙しばいにまつわるさまざまな活動をしています。 現在は私も紙PROの一員です! 活動のひとつに、隔月で実施しているおはなし会があります。 会場は童心社4階のKAMISHIBAIホール。 どなたでも参加OK! 出入り自由のイベントです。 次回は3月30日(土)に予定しています。 お近くにいらした皆様

          ゆったり心ゆくまで、紙しばいを味わう時間

          【この果物はなにかな?】あてっこが楽しめる人気紙芝居『くれよんさんのけんか』

          春は新しいおともだちとの出会いの季節。 おともだちとの気持ちのぶつかりあいが、みんなの遊びへと発展していくドラマを描いた、人気のロングセラー紙芝居をご紹介します。 画用紙の前に出されたまま、置いていかれたクレヨンたち。 そこで、元気のいい赤いクレヨンが箱から飛び出して、画用紙にりんごを描きました。 「どうだい、うまそうなリンゴだろう。  やっぱり、クレヨンは、赤がえらいのさ」 すると、黄色いクレヨンも飛び出してきて、バナナを描きます。 「どうだい、リンゴなんかより、ずっ

          【この果物はなにかな?】あてっこが楽しめる人気紙芝居『くれよんさんのけんか』

          人から人へ、希望をつないだ――   『はしれ ディーゼルきかんしゃデーデ』

          2011年3月11日に発生した東日本大震災から、13回目の春です。 発災直後、極度に燃料が不足した東北の被災地に石油や灯油を届けるために活躍したディーゼル機関車を、皆さんはご存知ですか? 不通となった東北本線に代わり、普段は貨物列車が走行しない磐越西線(ばんえつさいせん)という線路に、全国から集められたディーゼル機関車が走った、被災地の人々を助ける大プロジェクトです。 その出来事を描いた絵本が『はしれ ディーゼルきかんしゃデーデ』なのです。 デーデはディーゼルきかん

          人から人へ、希望をつないだ――   『はしれ ディーゼルきかんしゃデーデ』

          <新刊絵本>この春ひとつ大きくなる子どもたちへ『たんぽぽになりたくて』

          日ごとに春を感じる季節になりました。 空にむかってぱっと花を咲かせるたんぽぽに会えるのも、もうすぐですね。 さて、今回ご紹介するのは、そんなたんぽぽが主人公の、詩の絵本『たんぽぽになりたくて』。 『はなになりました』につづき、内田麟太郎さん、南塚直子さんおふたりが手がけました。 たんぽぽの わたげは わらいながら とんでいく 愛らしい笑顔で、空たかくとんでいくたんぽぽのわたげたち。 どんな出会いがまっているのだろうと、読んでいるこちらも期待に胸がふくらみます。 いき

          <新刊絵本>この春ひとつ大きくなる子どもたちへ『たんぽぽになりたくて』

          どう生きるかは、自分しだい! 村上しいこさん最新作『ふでばこのくにの冒険 ぼくを取りもどすために』

          今回ご紹介するのは、村上しいこさん待望の新作『ふでばこのくにの冒険 ぼくを取りもどすために』です。 修人(しゅうと)は小学4年生。 ママが出ていってしまって、今はパパと2人暮らしです。 ママに会いたいけれど、パパを思うととても言い出すことができず……。心やさしかった修人ですが、学校ではすっかり乱暴なふるまいをするようになってしまいました。 修人はあるとき、3Dプリンターで自分そっくりのフィギュアをつくります。 そう、表紙に描かれているこのフィギュアこそ、物語の主人公なので

          どう生きるかは、自分しだい! 村上しいこさん最新作『ふでばこのくにの冒険 ぼくを取りもどすために』

          <ありがとう 和歌山静子さん②>子どもにほんとうに伝えたいこと――絵本

          前回、童心社での和歌山静子さんの紙芝居のお仕事をご紹介しました。 今回は、絵本についてご紹介します。 色のふしぎ、楽しい! 『くろねこさん しろねこさん』 和歌山静子さんといえば、というくらいたくさん描かれてきたモチーフが、ねこです。 和歌山さんご自身が大好きだったねこの魅力がたくさん味わえる絵本『くろねこさん しろねこさん』をご紹介します。 あそびに出かけたくろねこさんとしろねこさん。 家の影にかくれてしまったくろねこさん、どこ? せんたくものの白いシーツの前にいる

          <ありがとう 和歌山静子さん②>子どもにほんとうに伝えたいこと――絵本

          童心社社員がPOPを描きました! MARUZEN&ジュンク堂書店 絵本フェア

          広告宣伝担当・はなです。 さて、今回は全国のMARUZEN & ジュンク堂書店で展開中の「ひとつ おおきくなった あなたへフェア」についてご紹介します。 こちらのフェアは、この春ひとつ大きくなる子どもたちへおくる、童心社のロングセラー&ベストセラー絵本をご紹介するもの。その絵本1点1点にカード型のPOPがついています。そのすべてのPOPを、童心社の社員が手描きしたんです。POPのことや、絵本にまつわる思い出など、聞いてみました! 『はたらくのりものえほん』――販売・ホソ

          童心社社員がPOPを描きました! MARUZEN&ジュンク堂書店 絵本フェア

          絵本『うみとりくのからだのはなし』アニメーション教材に!

          産婦人科医の遠見才希子さんがおくる性教育の絵本シリーズ「性とからだの絵本」。 「プライベートパーツ」について描いた、シリーズ第1作の『うみとりくのからだのはなし』が、アニメーション教材になりました。 「プライベートパーツ」=自分の体のとくに大切なところについて知ることは、自分を守る第一歩です。 「自分のプライベートパーツをさわるのは自分だけ」 「だれかのプライベートパーツをかってに見たりさわったりしない」 「プライベートパーツは写真や動画にとらない」など、プライベートパーツ

          絵本『うみとりくのからだのはなし』アニメーション教材に!

          <ありがとう 和歌山静子さん①>子どもたちの心に届けたい――紙芝居

          先日、私たちのもとに和歌山静子さんがご逝去されたという悲しいニュースが届きました。 83年の生涯の中で、多くの絵本、紙芝居を手がけられました。 心よりご冥福をお祈りいたします。 25作の書籍と、50作の紙芝居。 童心社から出版された和歌山さんの作品から、今回は紙芝居についてご紹介します。 和歌山さんは、紙芝居の制作についてこう書いています。 数ある紙芝居作品の中で、とっておきの1作として和歌山さんがあげたのは『こねこのしろちゃん』でした。 おかあさんやほかのきょうだい

          <ありがとう 和歌山静子さん①>子どもたちの心に届けたい――紙芝居

          【ぼくがぼくで、うれしい!】名作ロングセラー紙芝居『こねこのしろちゃん』

          2月22日は猫の日。 今日は猫の登場する紙芝居の中から、1983年刊行の人気のロングセラー作品をご紹介します。 おかあさん猫から、かわいい5ひきのあかちゃん猫が生まれました。 おかあさんも、4ひきのきょうだいたちもまっ黒なのに、5番目のしろちゃんだけはまっ白です。 きょうだいたちとかくれんぼしても、ひとりだけ白いしろちゃんは、すぐにみつかってしまいます。 おかあさんもきょうだいたちも、黒くて毛がつやつや光っているのに、自分だけ白くてよその子みたい。 「みんなのように、く

          【ぼくがぼくで、うれしい!】名作ロングセラー紙芝居『こねこのしろちゃん』

          角野栄子さん最新刊! 絵本『びっくりさんちのみつごちゃん』『みつごちゃんとびっくりセーター』

          角野栄子さんの番組、「カラフルな魔女」(NHK Eテレ)。2023年11月5日放送の回では、旅の道中、西巻かなさんと新しい物語を考える様子も紹介されました。1月25日、そこから生まれた絵本を童心社より刊行しました! 『びっくりさんちのみつごちゃん』改訂新版 びっくりさんちのみつごちゃん、 アーちゃん、レーちゃん、マーちゃん。 みんな3さいの、みつごちゃんです。 みつごちゃんのおうちに、つぎつぎと、いろんなみつごのおきゃくさんがやってきます。 「あー」「れー」「まー」 お

          角野栄子さん最新刊! 絵本『びっくりさんちのみつごちゃん』『みつごちゃんとびっくりセーター』

          【個性ゆたかな豆まきが おもしろい!】 2・3歳から楽しめる 人気紙芝居『まめまき まかせて!』

          保育園・幼稚園で節分は定番の行事。 お家で豆まきを楽しむ方も多いかもしれません。 今回は節分の前にぴったりな人気紙しばいをご紹介します。 今日は節分の日。 豆をまいて福をよび、鬼を追い出す日です。 ところが、まあちゃんは出てきた鬼がこわくて、豆がまけません。 するとそこへ、 「ぼくにまかせて!」と、たこくん。 ぱっぱっぱっぱっ! たこくんは、うでがいっぱいあるから、 豆をいっぱいまけます。 つづいて、にんじゃくんが、 「にんぽう・まめしゅりけん」! しゃしゃしゃしゃ

          【個性ゆたかな豆まきが おもしろい!】 2・3歳から楽しめる 人気紙芝居『まめまき まかせて!』