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耳鳴り潰し67

 娘の「彼氏できた」報告にいろいろぶっ飛ぶ。今回はドッキリではなく。詳細をここで書くのはどうかと思うので息子とのやり取りでお茶を濁す。

「ウルトラマンジード」5~7話まで観る。その影響が怪獣人形遊びに反映される。我が家のベリアル軍団が一家揃って眠りについている間に、「めっちゃ動くベリアル(アクションフィギュア仕様のベリアル)」が悪いことをする、という設定。悪事をする度に、右手を武器を持つ手に交換するのが少々面倒くさい。一夜明けるごとにベリアル軍団の一人が死体として発見される。犯人探しが始まり、犯人扱いされたベリアルは奈落に落とされる、という「人狼」っぽい設定。人狼自体を息子はプレイしたことはないが、ゲーム実況動画でそれ系のは観たことがある。

 小さいカイザーベリアルが残した「犯人はめっちゃ動くベリアル」というダイイングメッセージを、めっちゃ動くベリアルは「犯人は大きいカイザーベリアル」と書き換える、などの頭脳戦も行う。最終的にウルトラマンジードとめっちゃ動くベリアルの二人だけが残り、全てを明かしたベリアルにジードも倒される。怪獣もウルトラマンも全員ベリアルに倒された世界に、別世界から恐竜たちがやってきて……。

 ほどほどのところで休憩を挟む。

「貝社員」を観終わり、娘のリクエストで「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」を見始めた。息子はちょっと怖がっている様子。

 こっしーさんに感想記事
「【創作大賞感想】首がもげる時、僕は何を思うんだろう」を書いていただく。

 自分の書いた文章がこうして誰かの何かを動かしているのは嬉しい。約18年前に書いた童話を、現在の自分に照らし合わせて思い出す、このためにあの童話を書いたのかもしれないとさえ思えた。赤ん坊が成人する月日が流れているわけである。あの時自分の手を離れて巨大化した得体のしれない作品が、ようやく手元に戻ってきたようでもある。

「架空書籍シリーズ」で、カフカのパロディを続ける。「前進(「変身」のパロディ)」「風呂(「城」のパロディ)」。「風呂」の短編化のアイデアを考えながら眠りについたら、そのアイデアを発展させた形の夢を見た。それを取り入れた話を書こうと思う。

「彼氏ができたと浮かれて、足元見ずに歩いて転ばないように」と娘に声をかける。その際に「彼氏?」と自分の言葉に驚いてしまった。


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