見出し画像

耳鳴り潰し100

 100? 何かの間違いじゃないかと見返すと、昨日のナンバリングは確かに99だった。

 子どもたち二人ともデイサービスの日。この日にあれこれしようと思っていたこと、ほとんどできず。騒がしくない我が家は何もない空っぽの空間みたいだ。それでもどうにか「作家たち」ペーパーバック版に向けての作業を続けるが、プレビューを見ると全然紙に収まっていないことが判明してやり直しに入る。

 最近あまり気にしていなかったので「ひょっとしていつの間にか消えてた?」と思った耳鳴りは、意識すればしっかり轟音で響いていた。常に扇風機が回っているので、印象が薄れていただけだった。

 来未炳吾「発達障害考察本: 31歳までグレーゾーンだった私がやってきた改善法」読了。当事者による克服までの道のり、経験則からくる持論の展開、「言葉依存症」という着眼点など。支援する側、医療側からではない知見が多く得られた。

 架空書籍紹介(71冊目~77冊目)追加。

「実話怪談」があるように「創作怪談」があるわけだ。ならば「ノンフィクション」に対して「創作ノンフィクション」があってもおかしくはない。「架空インタビュー集」でもいい。何か始められそうな気がする。

 自分があまり何もしなかった日は書くことが少ない。書けることがあるような日々を過ごそうか。書くことがなければ新しい何かを絞り出すことにしようか。本当はもっといろいろたくさんのことがあった気もする。忘れてしまったこともあれば、おおやけにはしにくいこともある。100日続いたというだけで区切りという感覚もないし、今後も続けるつもり。印象的な出来事のない日には、こうして考えを吐露するのもいいかもしれない。

 元々は樋口恭介「生活の印象」

の影響下で始めた気がする。もっといろいろなことを書いてもいいのだ。


この記事が参加している募集

入院費用にあてさせていただきます。