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耳鳴り潰し34

 いつもの公園午前の部。朝食後すぐの時間帯は空気が違った。カモがのんびり水辺を泳ぎ、様々な鳥の声が響き、虫の気配が濃かった。カメラを構えた老人たちが朝の風景を写真に収めていた。

 こちらも写真と動画。

 オオヒラタシデムシは二年前よく公園で遊んでいた時期にも出会っていたので覚えていた。大きい個体に驚いて「これなんやろ」というパパさんに「オオヒラタシデムシといって、死んだ小動物やミミズを食べる……」と解説していたら、その子どもに「誰この人? パパの知り合い?」とめっちゃ不審がられていた。

 様々な生き物とは出会えたもののお友達には会えず、予定時刻より早めに帰宅。その後、地域のケースワーカーさんにもらったカレーチケットを持って、土曜日だけ開くカレーショップに。前回は半分ほど残していた息子が完食していた(福神漬以外)。その後買い物。

 家に帰ってしばらく休憩してから、公園午後の部。少し遊んだあと巨大滑り台に向かう息子。私はトイレへ。トイレから出たらカナちゃんが姿を表しており、顔を輝かせている。「あっちの方おるで」と息子の行き先を教えると、ダーッと駆けていった。

 合流すると、人の多くなっていた巨大滑り台から撤退していくところ。
「公園に来たらまずはブランコって決めてんねん」と力説するカナちゃん。

 同じクラスの女の子らしい子と出会うも、お互い気付きながらも交わらず。
「出席番号20番の子やと思うんやけど」名前は出てこないらしい。

 カナちゃんママと弟君も合流し、繋がっているもう一つの公園へ移動。今度の遠足では両方行くのだとか。「遠足の時はブランコたち漕ぎ禁止だって!」とカナちゃんは憤っていた。

 弟君より少し幼い頃に息子の動画を見て和む。滑り台を降りた直後にハイタッチのために手を伸ばす私をスルーする。弟君も笑ってくれる。

 馴染みの柴犬君がいたので撫でさせてもらう。芝生の上に寝転がってお腹も見せてくる。撫でる手を止めると「なんで止めんの? もっとやって?」という顔でこちらを見てくる。「これで終わり、ばいばい」と言っても「まだここにいる、もっと遊ぶ」ポーズをするので、飼い主さんに引っ張りあげられていた。

 一日三ターン行動は身が持たないようで、夕食前ぐらいからボロボロの状態となる。睡眠後もあまり変わりなく。

花村萬月「ヘビィ・ゲージ」読了。

 トーフビーツ「トーフビーツの難聴日記」
 坂口恭平「独立国家のつくりかた」
 次に読むものを迷いながら少しずつ読む。全然違うのにするかもしれず。


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