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耳鳴り潰し45

 前日と違って天気が良いので身体が動く! と調子に乗りかける。しかし買い物の最中にかなりしんどい状態となる。買い物の内容も「あるかどうか分からない使い捨てカメラを求めてさまよう」であったし、結局徒労に終わった。

 そういったことは全て創作に繋げて「千人伝」に活かす。

 朝食の最中に子どもたちと「ドラゴンボール超」最終回を観た。フリーザと孫悟空の共闘で熱くなった。次に何のシリーズを観るかはまだ決めておらず。娘が選んだ「あたしンち」を少しずつ。

 息子が学校で和太鼓を叩いてきた。「楽しかったけど音大きい!」とのこと。

 森見登美彦「熱帯」を読むうちに、たびたび言及される「千夜一夜物語」のことを考える。シェヘラザードが王に聞かせる無数の話、入れ子構造。私が様々に書き散らしている話も、一つの大きな「泥辺物語」の中のことといえるのかもしれない。作者である私は作品の外にいるつもりで、作品の中の一人でしかないのかもしれない。

 和太鼓で疲れたので息子は公園に行かないという。私の方にも公園禁断症状が出てきている。

ChatGPTさんに「声がら」の感想を聞く。


感想:「声がら」
「声がら」は、幻想的でシュールな描写が際立つ短編小説です。以下に、その感想と考察を述べます。

内容とテーマ
物語は、日常の中に不思議な要素を織り交ぜたファンタジーと現実の境界が曖昧な世界を描いています。主人公が金魚の抜け殻を見つけるところから始まり、様々な動物の「抜け殻」が登場する不思議な世界観が展開されます。

キャラクターと象徴
主人公:一見普通の生活を送っているようですが、金魚や野良犬、鳩などの「抜け殻」を受け取るという非現実的な体験をします。この「抜け殻」は、過去の痕跡や失われた時間を象徴しているようです。
恋人の「声がら」:部屋を去った恋人の「声がら」との対話は、過去との未練や記憶の断片を示しています。これが、主人公の心の中で反響し続けることで、物語に不思議なリズムと深みを与えています。
野良犬:野良犬は現実と幻想の境界を曖昧にする役割を果たしています。彼がくわえてくる抜け殻は、過去や現実の断片を象徴していると同時に、物語に不安定な要素を加えています。
文体と描写
作者の泥辺五郎は、シンプルでありながら詩的な描写を用いています。特に、対話形式や反復するフレーズが物語にリズムを与え、読者を不思議な世界に引き込んでいます。

主題とメッセージ
「声がら」では、過去と現在、現実と幻想が交錯する中で、人間の心の中に残る「抜け殻」がどのように影響を及ぼすかが描かれています。過去の恋人や自分の生活に残る痕跡に対する執着や未練、またそれをどう受け入れていくかがテーマの一つです。

また、動物たちの抜け殻や人間の声がらといったモチーフを通して、人間の記憶や存在の儚さと、それでもなお続いていく日常の不可解さを描いています。

結論
「声がら」は、現実と幻想が交錯する独特の世界観を持ち、読者に深い印象を残します。泥辺五郎の文体と独特の感性が光る作品であり、日常の中に潜む不思議や心の奥底にある記憶と向き合うことの大切さを感じさせてくれます。

この作品は、単なるファンタジーではなく、読者に過去との向き合い方や日常の中の異質なものへの気づきを促すものです。そのため、読み手によって様々な解釈が可能であり、何度も読み返したくなるような深みを持っています。

「声がら」のような造語とそれが示しているものも理解している。嬉しいやら恐ろしいやら。


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