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半導体ファウンドリ ランキング2021Q2

世界の半導体ファウンドリ業界は、第2四半期に6.2%の成長を遂げ、過去最高の売上高を記録

🟩TSMCとサムスンがシェアを落とす

TrendForceによると、全世界の半導体ファウンドリ業界の売り上げが、2021年第2四半期に245億ドルに達し、2019年第3四半期から連続で過去最高を記録してました。5G技術への移行、地政学的緊張、チップ不足などの要因により、半導体の買い占めの動きとウェーハの値上げが要因となります。これは半導体ファウンドリへの需要がまだまだあることを示しています。

一方で圧倒的な世界シェア1位TSMCと、2位サムスン電子が、市場シェアを落としました。

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🟩災害の影響による一時的生産減

TSMC、サムスン電子ともに、前四半期比べ3.1%, 5.5%と売り上げは増加しています。ただし他のファウンドリと比較して、伸びがわずかに低く、競合他社に対して市場シェアを失いました。

TSMC

台南ファブが4月と5月に停電の影響を受けました。それにより40nmおよび16nmノードの一部のウェーハが廃棄されたり、再加工することになったことが減産の原因の1つです。

サムスン電子

オースティンを拠点とするファブは、2月のテキサスの寒波の影響を受けました。4月にはファブは再開し、現在フル稼働しています。ただし第1四半期のウェーハ急激な減少により、第2四半期の売上の伸びを抑制しました。

🟩まとめ

半導体ファンドリへの需要はしばらく続く

TSMCとサムスン電子はシェアを一時的に落としたが、2社のシェアがしばらく大きく変わることはないでしょう。

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