半導体企業ランキング@2021年3Q予測
IC Insightsは半導体サプライヤーの第3四半期の売上成長予測を発表
🟩半導体市場の状況は?
2021年第3四半期の半導体売上予測は、上位15社の合計は前四半期比7%の成長が予測されています。半導体の売上は年末まで堅調に推移し、2021年は世界全体で24%成長が予測されています。
第3四半期は、年末商戦の5Gスマホとデータセンター需要により、スマホ用チップとメモリ企業の成長率に現れています。
トップ15企業は、米国企業:8社、韓国企業:2社、台湾企業:2社、欧州企業:2社、日本企業:1社となっています。
🟩前四半期から順位の変動予測
12位アップル ⇔ 13位インフィニオン
Appleは、年末商戦向けの5Gスマホ需要を見越し、自社製チップの調達が13%増加します。同様に5Gスマホ関連で、クアルコムも12%の成長を見込みます。一方でインフィニオンは業界全体程度の成長にとどまり、順位が入れ替わりました。
🟩インテルだけが減少
トップ15社うち、インテルのみ減少の-3%でした。インテルの次世代「XEON」のサファイア・ラピッズ(Sapphire Rapids)の生産が遅れています。そのためAMDのTSMC7nmを利用したZen3プロセッサに、シェアを奪われている影響もあります。
🟩まとめ
2021年第3四半期の半導体売上成長率は、前四半期比7%増加と非常に順調と予測
Top15ランキングからは外れたが、16位のソニーは34%の増加となった。この調子で日本企業も頑張ってほしい。
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