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vol.141/ Short trip → Okinawa Ⅰ

3年ぶりの沖縄も仕事で訪れることになるとは思わなかった。
2019年の秋にも仕事で訪れそれ以来になってしまった、そんな私の大好きな場所。グアムやハワイの人々のような、ゆっくりと生き急いでいないあの空気感がゆるりと漂う感じが大好きなのだ。いつもより深く深く息を吸って吐ける、そんな場所だと思っている。

今回はクリスマスの日に出発し4日間の滞在。着いた翌日が1日仕事、3日目が1日offという有難いスケジュールだ。とは言え仕事で訪れる際はやはり気が抜けない、パッキングが1番根気のいる作業で、仕事柄荷物がとてつもなく多くなる私としてはこれが1番気が抜けないので足りない頭をフル回転させ確認しては入れ、入れたものをもう一度確認し、無限ループのようなパッキングをし続ける。(どうにかミニマルにしたいパッキング、でも何かあった時のために…という無限ループが止まらない)そんなこんな2日間丸っとかけてパッキングした大荷物をゴロゴロ引きづりどちらのお国へお出かけですか?状態で国内線に乗り込む。側から見たらヨーロッパ1週間の旅くらいには見えていたと思う。そんなこんなで無事搭乗、機内の中でnoteを書き留める。クリスマス寒波真只中の日本列島は上からも伺えた。雪山が連なっていた。

いつも以上にパッキングに時間を要したのにはこのクリスマス寒波も大きかった。なんせ沖縄が関東の気温と変わらないというのだ。

どういうことだーーーー!

昔、クリスマス前だったかハワイへ経つ直前のことを思い出した。日本の冬間只中、気温が急に寒くなったせいで40度くらいの熱が出ていた私は、何が何でもハワイをキャンセルなんてしたくなかったので、それこそ無理矢理行強行突破、温かな南国ハワイへ飛んだ。ちょっとしたら風邪もなんのその、どこかへ吹き飛んでしまい速攻元気になったことがある。(今じゃ絶対できない、まずやっちゃいけないそんなこと!)それ以来南国は人の免疫を上げてくれる場所だと密かに思っていた私は、沖縄にも期待していた。(ただ単に寒いのが苦手なだけ)冬に半袖で過ごせるなんて最高!と思い少し前から夏物の洋服を引っ張り出しておいたのに。結局半袖はまた来年ということで元の場所に戻され普段通りの冬物達を詰め込んだ。


その頃関東はちゃんと寒かったが冬晴れが続いていた。が、噂通り到着した沖縄はちょっとどんより曇り空で、ちゃんと肌寒かった。ほとんど関東からの服装のまま過ごせそうだ。お腹が空いていたが腹を満たす前にやらなきゃいけないことがわんさかあった私たちは、沖縄そばを横目に小走りでレンタカーを借り、北へ向かう。クリスマスの日曜日、そして昼過ぎだったから良かったが平日だったらどっぷり渋滞にハマっていただろう。比較的スムーズに車が流れていたお陰で明日の仕事のロケ地巡りまでできた。思っていたより風が強く、本当に沖縄か!?と思うくらいの気温だったが、撮影が無事に楽しく終わりますように、と願いを込めながらロケハンする。



ホテルへチェックインも済ませ、明日は早い時間から動き出すことも踏まえ早めの夕食へ向かう。今回のチームでまだ誰も行ったことのなかった近くの88へ。
ものすんごいお腹が空いていたからサラダバーに心が躍る、踊りすぎて2回もおかわりしてしまった、ちょっと後悔。それもそのはずステーキも結構大きかった。問題なく食べられたし美味だったがサラダバーでお腹いっぱいにしちゃうのは勿体無いので注意が必要。
クリスマスの夜だったが地元のお客様が結構入っていて沖縄の人たちは結構クリスマスにステーキ食べるのね、なんて思いながらパクパク食べていた。日曜日でもあったしファミリーが多く、親子3世代で来ているテーブルなんかも見られて何だか心が温まった。そうだ、世間はクリスマス。今年はクリスマスムードを余り感じないまま過ぎ去るだろうと心していたが、そんなこともなかった。(ちゃっかり早めのクリスマスパーティーも家族と済ませた)そして私はこの沖縄の仕事で年内仕事納めとなる、明日は楽しい1日を作るのだ!


カラフルな南国らしいペインティングだが、2022年12月の沖縄は寒かったなー

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