見出し画像

「好きな人じゃないと結婚できない」の「好き」について

ネットを徘徊してると1万回くらい聞くフレーズにこんなものがある。

✅「好きな人」じゃないと結婚できない
✅ 結婚したいのに誰も「好き」になれない
✅「すごく好き」じゃないと結婚する意味ない
✅「好きな人」と結婚したいって高望みなの?

などなど。

私も長年の婚活時代、この「好き」について
何回も悩んで、迷走していた一人なのだが、

今パートナーができて
なぜか下のような流れで婚約して👇


さらにTwitterを中心に
「好きな人ができない」と嘆く婚活難民を大量にみてきて

この「好き」について思うことが出てきたので
まとめてみたいと思う。


あなたのいう好きって何なん?

特に
「結婚したいのに好きな人ができない」「好きじゃないと結婚できない」
っていう人々へ

あなたのいう「好き」ってどういうことか
もう少し詳しく説明できる?

女性が、結婚相手を選ぶ場合の話ね。

おそらく
人によってこの「好き」の意味合いが違う。

ある人は、

見た目、性格、異性としての魅力(セックスできるか)
すべてに対して80点を超える人を「好き」と定義する。

またある人は、

たとえ見た目が50点でも、
異性としての魅力は限りなく100点じゃないと
絶対に付き合わない・結婚もしたくない
と考える。

なお、この数値に正解はない。

あなたの好きにすればいい話である。


問題は自分の「好き」が何かわかってないこと

じゃあ、なぜこんなにも
「好きな人ができない」って悩む婚活民が多いのか?

一つの理由は
自分の「好き」が何かわかってないことにあると思う。

今日もこんなことをつぶやいた👇

このツイートはあくまでも私の意見。

「好き」の中にも色々な要素が詰まっていて、
大きく分けると以下の4つになる。

①生理的な好き度
②容姿の好き度
③ファッションの好き度
④性格の好き度

私は、夫婦など長期的に過ごすパートナーを選ぶ場合
特に重要なのは①と④だと思ってる。

だって①生理的な好き度は、
低ければ、セックスはおろか、触ることすらできない。
匂いが気になったり、何となく触られると「ゾワ」っとする。

そんな人と同じ屋根の下にいて
苦痛じゃない人なんている?

この記事を読んでいる人の想定している相手は
多くの場合、男性だと思うけど
男性側は長期的に過ごすなら
ほぼほぼ皆セックスしたいって思うでしょう。

女性より性欲が強い人は多いからね。

しかし生理的に無理なら、当然それには応えられないわけで。

断り続けるのは苦痛だし
お互いにいいことがない。
離婚理由にもなりえる。

生理的な問題って改善がほぼ無理だしね。

(数少ない改善ができるケースはこちらの記事でまとめてます👇)

それから、④の性格の好き度もそう。

性格が好きじゃなければ(あわなければ)
何を言っても喧嘩になる
または
相手に気を遣い続け、
ひたすら相手を怒らせないように過ごす。

そんな暮らしするくらいなら、
独身の方がマシでしょ。

だからこれらの2つはある程度好き度が高くないと
仮に無理して結婚したとしても
いずれは破綻すると思うのよね。
(それか一方または両方がストレスで死ぬ)

で、話を戻すと、
これはあくまでも私の意見なので
「私はそうじゃない」って人もいると思うんだ。

でもそれがハッキリわかってる人は
仮に独身でも、
誰かパートナーがいても、
幸せに暮らしてると思うの。

問題は
自分が何が好きか、
何がほしいか
どんなパートナーが理想か
わかってない人。

容姿の好き度は30%でいいの?
それとも90%ほしいの?

デートに全身しまむらで現れたら引くの?
絶対ナシなの?

そういうことが即答できない人。

自分のほしいものがわかってなけりゃ
そりゃ迷走するし、病みもする。

間違って「(自分にとっての)好き」じゃない人と結婚して
後悔し続けることにもなりかねない。

他人の「幸せな結婚像」や「カップル像」
「好きな人像」に振り回されて

自分がほしいかもわからない他人の持ち物に
嫉妬したり
うらやましく思ったりして永遠に終わらない。

だから、
自分の「好き」が何か考えつくしてみましょうよ。
それがスタートだと思うのよ。

周りの空気を読みすぎた結果自分の好きがわからなくなってる人々

それでね、自分の「好き」が何か自分で考えられて
答えられるような人は
そんなこじらせないと思う。

問題は、「自分の好きがわからない」って人。

こういう人は、自分が嫌い、趣味もない、生きがいもないパターンも多い。

育ってきた環境とか、
過ごしたコミュニティとか、
元々の性格とか、
色々要因はあると思うけど

何らかの理由で

  • 周りの空気を読みすぎて自分の意見が言えなかったり

  • 誰かに否定され続けてきたり

  • 自己肯定感が地の底だったり

そういう状態の人は「自分は何が好きか」が即答できないことが多い。

何がほしいかわかるには宣言をし続けること

「自分の”好き”がわからない」
そういう人はどうすればいいのよって話だよね。

私も昔、
それはそれはひどいパワハラを受けていたことがあり
やることなすこと常に否定・叱責されつづけ
病院にも通ってて
吃りがひどく
他人の反応を見ないと自分の意見が言えなくなったことがあるから

自分の意見が言えない
好きって堂々と言えない
正解を探しちゃう

みたいな人の心理がよくわかる。

でもある程度改善したので
ちょっとアドバイスできるの。

「好き」や「意見」を堂々というのはね
訓練です。

自転車とかジムとか英会話とかに似てる。

とにかく繰り返して
筋肉を鍛えるの。

この場合
日常の「好き」を探して
「軽く宣言」し続けるところから始めるのがおすすめ。

たとえば、
「私は黄色いワンピースが好き」とか。
めちゃくちゃ些細なことでいい。

誰かにいうのが怖ければ
ただ日記とかに書けばいい。
noteでもTwitterでもいい。

そっからなれてきたら
信頼できる人
自分を否定してこない人の前で

好きなものを言ってみる。

できれば理由を添えて。
「私は〇〇な気持ちになれるからこのアーティストが好き」
とか。

これを愚直に繰り返す。

これで自分の「好き」に共通点とかが見えてくるよ。

たとえば好きなアーティスト、映画、タレント、詩集
それらを集めてみたときに
「私はこういう言い回しをする人が好きなんだな」
「こういう性格の人が好きなんだな」
「こういうテーマの作品が好きなんだな」
みたいな。

それで何か共通点を見つけたらメモしておく。

そうすると
もっと もっと
自分の「好き」の解像度が上がる。

そうすればさ、
何となく
自分の「好きな人」もどんな感じの人かわかりそうな気がしてこないです?

自分を知るゲームだと思ってやってみると楽しいよ。

自分の好きが増えていくと
人生も楽しくなる
趣味も増える
大切にしたいものも見つかるかもしれない。

正解はないからね。

他人が「それはおかしい」
「あなたはピンクを好きになるべきだ」
なんていう権利はない。

あなたの中にしか正解はない。


まとめ

繰り返すけど
「好きな人ができない」
「好きな人と結婚したい」
って人で

「好き」が何かいまいちわからない
わかってた気がしてたけど婚活しすぎてわかんなくなってきた
って人は

ぜひ今一度、ご自身の「好き」が何か
パートナーには
どの好きをどの程度の割合で求めるのか
をじっくり考えてみることをおすすめします。

そこに正解はないです。

あなたがどんな人生を歩めば後悔がないのか
自分や自分の人生を好きでいれるのか
そういった要素をベースに

どんなパートナーがほしいか
考えてみてはいかがでしょうか。

今回はこれで終わります。

皆様にも素敵なパートナーが見つかりますように。


パートナーを探してる人にはこちらの記事もおすすめです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?