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つきあうとき相手の血液型を気にしてますか?

突然ですが、
誰かと恋愛関係・婚姻関係を結ぼうとするときに、
相手の血液型を気にしてますか?


私はめちゃくちゃ気にするタイプでした!


私は正直、血液型には昔からかなりの偏見があって
「〇型の人はこんな感じの性格だから合わないに違いない」
「やっぱり恋人や結婚相手に選ぶなら○型の人だよなぁ...」
って相手に明言せずとも、うっすら考えていました。

だから、婚活中も相手の血液型は確認してたし
確認すること自体に、大きな疑問も持っていませんでした。

同じような人は多いのではないかと思います。

血液型占いとかも、子供の頃から大好きでよく見ていたしね。

そんな私が婚約した人は...

そんな私が運命の出会いを果たし婚約したのは、
何型の人だったのでしょう?

結論は「わからない」です。笑


30年近くあれだけこだわってたのに。なんで?

それは、彼が血液型の検査をしてなかったってのもあるんだけど、
そもそも彼の出身国の南米では、
血液型を質問しあうような文化がないからなんです。

もちろん、今住んでいる北米でも、
「血液型は何型〜?」とか聞く流れはありません。

たぶん、日本人特有の文化です。

年齢聞くとかもまずしないしね。
日本人とか韓国人とかは、
年齢によって言葉を使い分ける文化もあるし聞いてくることはあるけどね。

それと同じ感覚。


そういう環境で何年も過ごしてたら
自然とこちらに慣れてくるもので

誰が何型だろうと気にならなくなるんです。

同じ日本人同士でも、そういう話をしなくなりました。

友人・恋人・同僚...、誰一人として、血液型を知っている人はいません。

別に「海外にいるんだから海外の文化に従おう」とか思ったわけじゃなくて

たしかに聞かなくてもいいな?
(そもそも聞いても血液型知らない人が多いし)
それよりも
もっとじっくり相手と会話をして
お互いを知る時間を作るほうが意味があるのでは?

と思いはじめたのです。

実際英語で話してると、
会話が短文で終わることって少なくて。

「私は〇〇だと思う。理由はXXXで〜」
みたいに、言葉(関係代名詞とかも)をたくさん使って長々と自分の考えを説明したり
「あなたはなぜ〇〇だと思うの?それって(具体的に)どういうこと?」
みたいに、相手にグイグイ質問する場面が多いから
相手の人となりとかを
パーティーやお出かけの中で
結構じっくり聞けるんですよね。

日本語と比べると、英語は説明しなくちゃいけないことが多い。
日本語なら一言・二言で済むことでも、
英語だと2〜3行分くらい話すこともある。
お互い察さない(察せない)しね。


で、図らずもそういった
英語圏における深め・長めの会話・コミュニケーションを実践していくなかで
今のパートナーに出会って
たくさん話をして
この人の考え方、生き方、人への接し方
めちゃくちゃ好きって思って一緒になりました。


彼が何型であるかは1年以上経った今でも知りません。
検査してとかももちろん言いません。
単純にもう興味がないです。

血液型質問魔だった私はどこへ...?

それでも、彼がどれだけ素晴らしい人間であるかはよく知っています。
それで十分だと思えるようになりました。

これは海外に来て本当によかったことの一つですね。


わかりやすい「肩書き」「シンボル」があると安心する

過去の私は、なんでこんなに血液型に依存してたんでしょう?

「そういう文化圏で生まれたから」だけでは終わらない理由があるように思うんです。

共感してくれるかたはいると思うんだけど
私は本当に会話が苦手で、人見知り。
できれば会話せずに人と仲良くなりたい人間だったんですね。

婚活もそう。
知らん相手とのどうでもいい会話を延々と繰り返すのが苦痛すぎた。
でもそのプロセスを乗り越えないと、相手を知ることはできない。

そんなときに、血液型みたいな、わかりやすい、その人を端的に表す「シンボル」があったらどうでしょう?

なんとなく信じたくなるんですよね。
大して深く関わらずとも、相手を知った気になれる。

要はコミュニケーションが怖くて、面倒臭くて
逃げていただけなんです。

占い職業もそう。

「占いでこういうタイプって言ってたから、こういうアプローチにしてみよう。」
「こういう職業についている人、こういう大学を出ている人だから知的なタイプに違いない...」
とかね。

目の前の相手を見ようとせず、
簡単に得られる、
血液型や職業や占い結果みたいな情報を頼りに
相手とどうにかなろうとする。

そりゃうまくいかないはずです。

驚くことに、気づくまでこんなに時間がかかってしまいましたが。



偏見ゼロで相手の中身を知りたいなら血液型は聞かないほうがいい

それで私が、血液型マニアの人におすすめしたいのは
「偏見ゼロで相手の中身を知りたいなら血液型は聞かないほうがいい」ってことです。

恋人探しでも、友達探しでも。

日本ってどうしても血液型と性格を関連づける風潮があるから
完全に切り離すのは難しいかもしれないけど

それでも実践してみてほしい。

余計な情報を入れずに
純度100%、偏見なしの相手と関わることで

自分にとって相性がいい人を見る目が磨かれる気がします。

もっとシンプルにいうと
相手とのコミュニケーションに100%集中したらいいよってことです。

本当のコミュニケーションは
恥ずかしいし、嫌われたら怖いし、気を遣いすぎて疲れることもある。

それでも。
心が通じ合う相手と出会えたときの喜びは何にも変え難く
ふたりの絆も最高のものとなります。


2024年は

  • 自身のコミュニケーションの形を変えたい

  • 新しい人間関係を築きたい


などと考えている人は、ぜひお試しくださいませ!


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