見出し画像

【インディーゲーム】神は細部に宿る

2023年が既に1週間経過しました。
年明けから作業量的にはよかったものの、現在制作中のゲームは一旦コンテストに提出中になるのでなかなか大きな変更等をすることができずにプレイしていて気になる部分をせこせこと修正しておりました。コンテスト終了までは、次回作の構想と、技術の検証を行う予定です。

次回作は、今回の制作資産を大いに活用しながら同様にシュミレーションゲームを作ろうかな、とぼんやり考えています。そのほか興味あるジャンルは脱出ゲーム系、もう少し大きく捉えると探索謎解き系です。新しい挑戦をするか、スケールアップを狙うか、難しいところであります。
技術検証ですが、字面をみるとなにやら難しそうな印象を受けますが、単純に増えてきたアセットの確認や、アニメーションの練習などをメインにやろうと考えています。

さて、年末年始あたりのテレビで「神は細部に宿る」というセリフをなにかの番組の宣伝を見ました。タイトルが思い出せずに申し訳ないのですが、これはまさに今の私に言われているようで、心にぐっと来ました。
細部にこだわる、すなわちお客さんに誠実であることと私は認識しています。時間は有限なので、どこまでこだわるのか限界はありますが、最終的には自分でジャッジする必要があります。妥協などと自分に言い訳せずに自分の定めた期限で最高のものを作ったとお客さんに言いたいものですね。
そんなことを思いながら、細かい部分の色だったり位置だったり、一部機能の見直しなども行っていたのがこの一週間であります。

その中でも大きい部分は「ガチャ機能」の撤廃と、時間経過倍速ボタンの追加です。「ガチャ機能」ですが、実はこいつはなんとなくあったほうがいいかなと付けたもので、テストプレイをしながらずっとコレ全然使わないですよね、と思っていたのです。使わない機能はいらないので、逆に購入できるものを増やしてランダムで出現する商人的なキャラクターに進化させました。あるアイテムの不足をテストプレイ中には常に感じていたので、これによりある程度の不便さも解消できたと考えています。

時間経過倍速ですが、こちらは逆につけようと思っていたのですが実装できていない機能でした。上述の通り実装する気で、その他のプログラムも組んでいるため比較的すぐに作ることができました。実は時間経過を早めるという機能は、1作目のゲームでも実装しているのですがこのときにとても苦戦した経験があったので今回はうまくいってよかったです。経験値ですね。

そのほか、もう一つ新たなチャレンジをしてみました。
既存のアプリのアップデート、であります。

2作目の「からあげ工場」というゲームがあるのですが、デバイスによって画面崩れが起こっていました。修正したいと思いながらも、3作目の作業に追われて手がつけられていませんでした(収益もあがってないですし…泣)。

今後のためにアプデを経験しとこうと考え、これらの作業も今週は進めました。と同時に、過去の自分のインタラクティブな画面への対応はむちゃくちゃ過ぎて笑ってしましました。お話するのも恥ずかしいのですが、iPadでは完全にゲームを進めることが不可能でした。これリリースできたのおかしいだろっ!

無事インタラクティブな画面への対応も済んだので先程アップロードを行い、現在アップルさんのレビュー中であります。こちらが済めば、晴れてアプデ完了です。

承認されるまでには時間がかかりますので、ふとアップロード後に、空いた時間でこの「からあげ工場」ゲーム制作のunityのバージョンを上げてみたのです。今まで、ゲーム制作中にそのプロジェクトのunityのバージョンを上げてみたことはなかったのでコレもついでに経験しとこうと考えました。

「進めば2つ、なんですよね?」

気がつけばエラーがたくさん出ていました。
無事に開いたと思ったら、マテリアルが新しいバージョンでうまく互換できていなかったみたいで画面が真っピンクでした。

バックアップはあるのですが、直近のインタラクティブ画面の対応修正は全部吹っ飛びました。

残念ですが、これ以降の「からあげ工場」の更新は止まりそうです。
プロジェクトのunityのバージョンを上げる際には、バックアップを取ってからしたほうがいいという知識は頭の片隅にはあったのですが、油断しました。

私からはぜひ、みなさんがプロジェクトのunityのバージョンを、バックアップとらずに上げようとしているときにはこの言葉を贈ろうと思います。

「やめな、さい!!(プチ)」

それではおやすみなさい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?