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【インディーゲーム】ゲームの改善点を探す

皆さまこんばんは。どぅんびです。

私の3作目のゲームですが確実に今年中にできる目処が立ちました。
制作期間は半年にもなり、なかなか時間をかけたものとなりました。単純に個人のプロジェクトで言えば人生で一番を時間をかけたといっても過言ではありません。ここまで自分と向き合った制作物は過去にはなかったような気がします。思い返せば、この半年間、不思議なほど熱中している自分がおりました。

少し話はそれますが、数年前の私は仕事以外の時間といえばお酒を飲みオンラインゲームをしている毎日でした。ゲームの敵には暴言を吐き散らかし、仕事での飲み会でも愚痴が多かったと思います。しかし、はっきりと今はそのようなことはなくなってしまいました。少し寂しい気もするのですが、マザーテレサが言っていたように思考が言葉になり、行動になり、習慣になり、性格になり、運命になる、というのはかなり人間をうまく捉えた言葉だなあと実感しておるところでございます。日々の思考や言葉、行動は確実に自分を形作っております。そう考えると他人に影響されるっていうのは自分に近しい人の思考や言葉を真似する、あるいは感じ取ってしまうことが増えることで起きることなのではないでしょうか。そう考えると、自分が目指すような人とコミュニケーションを頻繁に行うというのはあながち間違いではなさそうですね。また、自分の価値観とは合わない、目指したくない近しい人の思考、言葉、行動は口には出さずにどこかで「これは自分が目指すところではないな」と思うことが、そういった影響を受けない防御策の一つでしょう。

さて、今回の記事は「ゲームの改善点を探す」というテーマでございます。ゲームもほぼ完成し、あとはとにかくテストプレイをする段階ではありますが実は、テストプレイをし始める前に私が行った「改善点を探す」方法がひとつあります。それは、かなり効果的であり最終的な制作物によい影響を与えれたのではないかと考えております。

例えば、ゲームをより面白いものにするためにたくさんの追加要素を思いついたとします。そのアイデアが本当に正しいものなのか、方向性を考える上で自分の表現ととにかく向き合うということは必要ではあります。
自分の考える面白さとは何なのか、それはどのようにすれば伝わるのか。

そんなときに、正解を求めるではないですが実際のユーザーの声というものは聞きたくなるものです。でも、自分のゲームはまだ公表してないのでレビューを得ることはなかなか難しいですよね。

そんな時思いついたのが、似たようなゲームを探し、そのゲームに対するレビューを見てユーザーが何を楽しんでいて、何に不満を持っているのか探るという手法です。これはYouTubeなんかでも言えることで、競合チャンネルのコメント欄の調査などは皆さんされていることでしょう。

これがゲーム制作にも当てはまるのかは未知数でしたが、実際に行ってみると自分のゲームの改善点や、追加要素の進むべき道みたいなのもある程度絞ることができましたのでとても有効だと思いました。

ただし、ここでユーザーが求めているものを完璧に作るのではなく、私は自分が表現したい内容はぶれないように気をつける必要がありました。
少し油断するとどうしてもユーザーと想定される人の意見は汲み取って反映させたくなります。当然、自分が届けたいゲーム体験に影響しないものであればそれでいいのですが、どうしてもすべて反映させようとしてしまうと明らかに自分のテーマからずれてしまいます。確かに、それをしたほうがユーザーの不満は少し減るかもしれないのですが、同時に面白さのようなものも減る気がして自分のつくったゲームの全身が見えないというか、半透明になってしまうような感覚に陥ります。このあたりが、ゲーム制作における「エターなる」に繋がっている一因でもあるのかなと最近考えています。

あいかわらず、細かい部分のプログラミングミスで想定しない動作をしてしまう部分の修正が消えず、最近はあきらかにおかしいと思うプレイを自分でしてバグを探しています。それが終われば、広告の設定予定でしたがゲームコンテストに出すことを決めたので、ここからはSteam対応をしていこうと思います。幸いなことに、横向きで、iPhone,iPadにはきれいに対応できるようレスポンシブなUIで制作していたのでそこまで難しくはなさそうだとたかを括っております。最後に泣きを見ないようにそろそろPC用のビルドに移行しようと思います。

また、活動報告を年内にいたします。最後まで読んでいただきありがとうございます!


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