卵巣嚢腫の手術について【発見編】

こんにちは、りっつです。

 今日はいつもと違う話で、私が卵巣嚢腫の手術を受けたときの話をしたいと思います。

生理痛が重い話

そもそも私は毎月の生理痛がとても重く、生理期間の1週間ほどはまともに生活ができない位体調が悪かったのです。

下腹部の痛みはもちろん、目眩や貧血等も起こしていました。
やはり1番辛かったのは下腹部を内側からグーで殴られているような断続的な痛みでした。市販の鎮痛剤などを飲んでも効かず、出社できたとしても途中で早退するような日々を送っていました。

しかし、生理痛については中学生の頃から当たり前にあるものだったので「毎月困ったものだなぁ」くらいにしか感じていませんでした。
ただ、生理痛でこんなにも苦しんでいない人もいるのだから、やはり体質的にあまり良くないのだろうな、一度ちゃんと検査を受けるべきだろうなと漠然と思っていました。

2年ほど前、ふと急に下腹部に強い痛みを感じて立っていられなくなりました。
「もしかして盲腸・・・・?」と思いましたが、しばらくじっとしてやり過ごすと痛みがなくなったので病院には行きませんでした。
その後、婦人科系の何かがやっぱり悪いのかも知れないと改めて思ったのです。

そして、上記に書いた通りいつかちゃんとした検査を受けるべきだろうという気持ちは持ち続けていたので、「骨盤MR I」というものを受けることに決めました。

婦人科に行くのが怖い

 会社に勤めていれば、定期健康診断を受ける機会があり、「子宮頸がん検診」を受ける機会もあります。
ただ私、苦手すぎていつも検診を受けることができず、ほぼほぼ受けられたことがなかったのです。
だって恐ろしくないですか?
なんか冷たい器具を突っ込まれるんですよ!!恐ろしすぎる!!

よって、恐ろしすぎるので婦人科の病院も未経験だったのです。
子宮のエコーもやっぱり恐ろしかったからです。

だからめちゃくちゃ調べたんです。
どうにかなにか器具を突っ込まれることなく病気を調べる方法を。

そうするうちに、骨盤MRIという強い磁力を用いる装置の中に入って病巣を画像化する検査を見つけました。
費用は25,000円ほど、時間は2、30分程度。

費用は正直高いですが、子宮筋腫や子宮内膜症の発見に役立つ検査です。

これなら、器具を突っ込まれることもありません!!

ちなみに私はメディカルスキャニングというところで受けました。

卵巣嚢腫の発見

検査後すぐに結果が出るものを受けました。
結果は左右両方に「多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)」、大きいもので10センチ、皮様性のもの、手術が必要。

な、なにそれ……??

少しも病名が分からないけど、手術が必要ってことは分かった。
手術は未経験なので、一気に恐怖と絶望感が襲ってきました。
ただ、それと同時に「今までの苦しさは手術が終わったらなくなる…?」
とも思いました。

そもそも卵巣嚢腫ってなに?皮様性ってなんなの?

 卵巣にできる腫瘍のうち、内容物が入った袋(嚢胞)のような形をしたものを、卵巣嚢腫と呼びます。この卵巣嚢腫はほとんどが良性で、20~30歳代の若年層に多い病気です。袋の中には内容物が詰まっており、子宮内膜症による古い出血がチョコレートのようにたまった卵巣子宮内膜性嚢胞(チョコレート嚢胞)、水分がたまった漿液性嚢胞腺腫、ネバネバした粘液がたまった粘液性嚢胞腺腫、皮膚や毛髪、歯など他の部位の組織がたまった皮様嚢腫などに分類されます。ただ、薄い袋状の部分は良性ですが、固いかたまりになった部分が混じっていると、悪性の可能性もありますので注意が必要です。

 皮様嚢腫は、元の原因はわかっていませんが、受精していないにもかかわらず卵子の細胞分裂が起きて途中で停止したため、できた皮膚や毛髪の成分がたまって腫瘍化するとされています。皮様嚢腫はまれに悪性化することがあります。

ドクターズファイルよりhttps://doctorsfile.jp/medication/389/

なんとか手術を避けられないかと思い、色々調べた結果、「皮様性」のものは手術以外で治療ができないということが分かったので、腹を括ることにしました。

長くなってしまったので、続きは入院・手術編に書きます!
少しお待ちくださいー!

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