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酩酊。

酩酊による気絶に似た意識の断絶の後、頭がみょうにすんとして目が覚めることがある。人生がリセットされたような、達成感に似たドーパミンが血液通して全身を巡る。そういうエラーみたいなことが時々起こる。でもそれはエラーに過ぎないから、数時間後に急激な眠気が追いついてくる。その数時間、世界は確かに君のものだ。欲求に隷属して、四方山な振る舞いをした方がいい。脳は優秀だから、同じエラーを防ごうと始末書まで出してくる。その製作に追われている間、肉体を制御する余裕は残されていない。細胞の一つ一つの叫びに、応えてあげた方が良い。

つまりはそういう風に生まれた文章なのだけど、何だかいまいちな気がするのは多分眠気のせいだ。

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