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諦快。

君は諦める快感に溺れている。君は抗うパントマイムに拘泥している。君は70億分の1の、それ以上でもそれ以下でもなく、たまたま他の精子との競走に勝った1つに過ぎない。それを自覚して、君は諦める快感を覚えた。その社会的な倒錯に、悦楽を見出してしまった。

君は自らを卑下し、嘲笑する。マゾヒズムに語りかけ、快楽を享受する。それは歪なサイクルだが、君にはそれがあっている。君は先鋭的な幸せを貪る蟲なのかもしれないし、前衛的なカルマを踊る屑なのかもしれない。

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