見出し画像

転職する際の必須条件

“転職する際の条件”は自由です。
年収、タイトル、世間体、得られるスキルセットなど、人によって様々ですよね。価値観が違えば求めるものも違うので、正解はありません。

ただしマーケティングを生業としている場合、持っているべきベースの考え方があります。

それは“担当するプロダクトを愛しているか/愛せられるか“です。英語では“Brand Love”や“Brand Affinity”と表現されます。

様々なタッチポイントや手段を通じて、消費者に対してプロダクトの魅力を伝えることがマーケティングの仕事。自分が好きでもない、使ったこともないプロダクトの魅力を伝えるのは心情的に難しく、アウトプットにも影響が生じる可能性があります。

例えば年収を追い求めた結果、提示された年収が最も高かった外資系タバコ会社に勤務したとしましょう。あなたがヘビースモーカーでそのブランドのタバコをいつも購入しているのであれば、誇りを持って商品をマーケティングできます。でも非喫煙者の場合は、心の底からその商品を消費者に届けたいと思えないでしょう(タバコ会社には非喫煙者もたくさん働いています)

年収などのファクターを追い求めた結果、好きでもないプロダクトと向き合う日々は辛いものがあります。“好きなことを仕事に”というと大袈裟に聞こえますが、あなたが誇りと愛を持って働ける環境が第一条件ではないでしょうか。

どんべい

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?