見出し画像

バナナマフィン 試作 #1

製菓を趣味としていることを、いい加減認めることにしました。

ああ、そうだとも!

俺は製菓が好きだ!

製菓に萌える理由は、物質の形状変化の激しさです。
元の姿が影も形もないくらい激しく形状変化するのが楽しい。
焼菓子を焼いている最中、オーブンの中をつい観察してしまう。

あんなドロドロのものが膨らんでふわふわになったり、粘土状のものがさくさくになるなんて!

製菓面白すぎる。魔法のようだ。

しかし自分は不器用であるという意識が抜けないし、オーブン料理することを自分に許すのが難しいという謎の心理ブロックもありました。
最近やっと、オーブンを使うことを自分に許せるようになってきました。

そして、積極的に生き恥を晒しながら生きることで自己成長・自己研鑽を図ろうという覚悟もやっと決まった。

というわけで、自分自身の記録も兼ねて、製菓をする度にこちらに投稿し、ベストのレシピに辿り着くプロセスを晒していこうと思います。

バナナマフィン 試作 no.1

バナナマフィンのレシピを試行錯誤していこうと思います。

ベースとなる参考レシピは以下の2つ。

ショコラのネネさんのバナナケーキ(砂糖・卵・乳製品不使用)
https://cookpad.com/recipe/4141979

チリムーロのバナナブレッド
https://www.elle.com/jp/gourmet/gourmet-recipes/a51790/gco-2588/

渋谷にある焼菓子の店・チリムーロのバナナブレッドが好きなので、チリムーロのバナナブレッド風のものをヴィーガン仕様で作るというコンセプトです。

材料

(マフィン型6個分・オーブン予熱180度25分焼成)
A.
  バナナ(皮を剥いた状態で)170g
  ジンジャーパウダー小さじ3/4
  豆乳165g
  菜種油40g
B.
  スペルト小麦粉130g
  黒ごまきな粉20g
  ベーキングパウダー8g
  カルダモンパウダー小さじ1
  塩ひとつまみ
-----------------------------
胡桃 20g
ココナッツファイン 適宜(トッピング)

作り方

1.  A.の材料の仕込み
バナナをボウルに入れ、フォークかマッシャーで潰す。
そこへジンジャーパウダーと豆乳を入れ、泡立て器でよく混ぜる。
更にそこへ菜種油を入れて、泡立て器でよく混ぜ、乳化させる。

2. Bの材料の仕込み
Bの粉類を別のボウルか器の中に計量して入れていく。

3. 胡桃の仕込み
胡桃は、マフィンに混ざってたら美味そうだなと自分が感じる適当な大きさに刻む。

4. AとBを合わせる
Bの粉類を粉ふるいか金属のざるで振るいながら、Aのボウルへ投入する。
泡立て器で練らないように丁寧に、粉っぽさが消えるように混ぜる。あらかた混ざったらゴムべらに持ち替えて軽く混ぜる。

5. 胡桃を入れる
4.の工程が終わったボウルに、胡桃を入れる。胡桃が生地に均等に行き渡るようにゴムべらで練らないようにサッと混ぜる。

6. オーブンを温める
オーブンを180度に予熱する。

7. 型に入れる・トッピング
マフィン型にグラシン紙を敷く。そこへ、5.で出来た生地をスプーンやゴムべらを使って入れる。入れ終わったら、型ごと上から軽く何回か落とし、生地に入った空気を抜く。
トッピングのココナッツファインを振りかける。

8. 焼く
7の工程を終えたマフィン型を天板にのせる。
180に予熱を完了したオーブンで、25分焼く。

感想

そこはかとないチリムーロ感。
やはりコアントロー入れた方がよりチリムーロになると思う。


完熟バナナで砂糖なしでも甘み十分。家で食べるならこのくらいがちょうど良い。


焼きたて→周りカリッと中プルプルしゅわしゅわ
一日後→濡れたキッチンペーパーに包んで600w20秒加熱ののち焼き網でリベイク。周りは少し生地が締まった感じがするが、中は相変わらずふわふわしゅわしゅわ食感。スパイス馴染んでより調和した感。

反省点

グラシン紙に生地がくっついてしまった。
剥がしにくく、だいぶ紙に生地を持っていかれる。
中身はプルふわで、プルふわ部分と紙にくっついた部分の生地の分離感が激しい。

考えられる原因は
・焼成時間が短い
・生地の中のオイルの割合が少ない
・水分量が多い

というところか?
生地が出来た時点でだいぶ生地が緩い感じがした。要調整。



いただいたサポートは、記事のための資材の購入、筆者の日々の暮らしに使われ、それらが巡り巡ってたくさんの人の口座や財布の中へと旅しては、世界を豊かにしていきます。ありがとうございます!