見出し画像

恐怖症を克服した話

催眠術師じゅんいち先生に恐怖症を改善してもらった体験談。
https://country-road.wixsite.com/performer-junichi

私には長年ある生き物に対する恐怖症がある。

特定の生き物を怖がる人は珍しくないけど、大抵は爬虫類や虫などあまり日常で遭遇しない生き物だったりするのだけど、私の場合は日常の何処にでもいる生き物が怖いので、生活するのに不便を感じてました。

どれくらいそれが怖いかというと、おばけやGなんかより断然怖い。

私は自分自身も心理カウンセラーや催眠術師として、人の恐怖症や苦手意識の克服や、感情コントロールは得意分野として扱ってきました。
いままで食べ物の好き嫌いを改善したり、100メートル走のタイムを伸ばしたり、閉所恐怖症を克服したり…。


身体に感じた感覚を、どの感情に紐付けするかによって捉え方というのは変わってくる。
それは解ってるのです。
しかし、自分のこととなると全然ダメ。
それについて考えるだけで恐怖に襲われるので、それ以上は思考が進まない。
どの感情に上書きすれば良いのか、検討付かないのです。

ことの発端は、じゅんいち先生のツイートでした。

ほぼ全日本人が嫌いであろうカサカサ動くアイツを克服出来るなら、私のアレも克服出来るんじゃない?

一縷の希望を託し早速お願いすることに。

ドキドキしながら催眠術当日を迎える。

ここで、トラブル発生。
個室の予約の確認電話をしたら、予約が入っておらず2時間待ちだと言われてしまうのです。
店頭に出向き、届いている予約の確認メールを見せるも、いま部屋に入ってる人を追い出す訳にもいかないので仕方ない。

平謝りしながら暑い炎天下をウロウロ。
このまま機嫌を損ねて帰られてしまったらどうしよう…と不安に。
じゅんいち先生が優しい人でよかったです。

私自身も催眠術の掛け手なので、催眠術の及ぶ影響の範囲は理解しています。
催眠術は魔法ではないので、呪文一言で解決するわけではないです。

あくまで今回は
「催眠術の力を借りて、自分の感情の捉え方を上書きしたい」
というのが目的です。

目標は、好きになることではなく
「過度に怖がらずに済むこと」

大嫌いで恐怖の対象のものを好きになるのは無理でも「苦手な生き物」と認識出来れば、それだけで日常生活が楽になるはず。

恐怖を感じた時に、体が震えたり息が荒くなったり心臓がギュってなったりするけど、じつは好きなものを見た時にも同じ反応って起きてるのです。

好きな人といるとドキドキして体が震えたり、心臓がギュってなるのってみんなあるよね?

いきなり「好き」に持って行くのは無理なので、自分が納得出来る感情として受け入れられるよう何度も考えを練る。

怖さを感じる理由を具体的に考えたり、どれくらいの距離まで近付けるか想像してみたり。

恐怖で
「あぁーもうダメだーっ!」 
って、なるところを催眠術でアシストしてもらいました。

最初は、じゅんいち先生が持参した鳥の玩具を見ることすら出来なかったのが、
手に取ることも出来たし、玩具を見ても
「玩具だから大丈夫」
と認識出来るようになったし、動画を見ても叫ばず見るところまで出来るようになりました。

日常生活では
「見ても平気」レベルで充分です。
わざわざ鳥と戯れたりなんてする必要ないですから。

ドキドキしたり体が震えて心臓がギュってなるのは
「私はいまびっくりしている」
と書き換えることにしました。

これから鳥を見て、心臓がギュってなって体が震えるのは
「びっくりしているから」
なのです。

そう。
もう鳥という言葉を口にしたり書いたりしてる今も平気です。

私は、鳥を見るとちょっとびっくりしてしまう人なだけです。

催眠術というと
「怪しい・いかがわしい・インチキ」
というイメージを持つ方もまだまだたくさんいると思います。

テレビで見るショーとしての催眠術を体験するのもエンターテイメントとして楽しいですし、他にも催眠術は色々なことに使えるのです。
全ては、あなたの心の在り方次第なのですね。

以下も参考にしてみてください。


最後までお読みくださりありがとうございます。
もし、少しでもご興味持ちましたら「好き」ボタンで応援してください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?