カクテルA1のSEO~2位じゃダメなんでしょうか~
様々なA1
「A1」と聞いて何を思い浮かべるでしょうか?
印刷関係なら紙のサイズかもしれません。
クルマ好きならアウディですね。
ミリタリーファッションなら・・・。競艇好きなら・・・。
高級牛肉なら・・・。
肉の話
「A5ランクの高級国産ブランド牛を使用しています!」
やたらと街で見かける広告だが、そのランクの定義を正しく理解している人は意外にも少ない。
A~Cは可食部割合を表し、食べる側には関係ない。「鯛やエビカニおいしいけど、歩留まりがなぁ…」と言うグルメリポーターはいない。
1~5は霜降り度合いなどで判断されるが、好みの範疇に過ぎない。
歳のせいと言われればそれまでだが、「口の中で一瞬で溶ける大トロ」よりも「噛んでうま味が染み出る赤身」の方を食べることが多い。
脂がうまいことを否定しないが、脂信者はスーパーの牛脂でも舐めていればいい。
カクテルA1
A1は、豪華な一級船舶からきており、「一流」や「最高」を意味します。
「エース」に縁のある、カジノ系のギャンブラーには縁担ぎとして人気があるようです。
人気のページ
「この世で一番読まれたページ数は?」
フェルミ推定でしかないが、きっと「1ページ目」だろう。
速読や、試験問題などの特殊な読書環境を含めても変わらないはずだ。
カクテルブックは大概名前順で書かれており、一番初めに掲載され、一番多くバーテンダーの目にとまるのは「A1」である。
SEO対策をしてPVを増やすことで拡散させるのはSNSを使う人なら知っていることだ。
あとがき
2位以下でも、そのものに価値はある。
でも人の購買意欲を掻き立てるのは味だけでなく、ブランドの「おまじない」を食べているのかもしれない。
私が世界で一番多く読んだ1ページ目であり、一番大好きな1ページ目を紹介しておきます。
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