エアリズムマスクよりもアベノマスク

エアリズムマスク発売

明日6月19日にユニクロから、エアリズムのマスクが発売されるらしい。

ミズノのマスクに続いて、発売前から非常に期待や関心が多いようだ。

エアリズムマスク < アベノマスク

エアリズムマスクに比べて、賛否あるのがアベノマスクだ。

第2波に備えて、使い捨てじゃない布製のマスクを配布したが、繰り返し洗って使えるマスクは市場に多く出回ってきている現状から、そこにアベノマスクのアドバンテージは無い。

アベノマスクの唯一かもしれないが無二であるメリットは、やはりその語呂の良さだろう。

「アベノマスク!」

実に、声に出して読みたい日本語である。

平等と公平

先日、群馬県太田市の郵便局にておこなわれた、アベノマスクの寄付が問題となった。

日本郵便本社によると、「不用品のように扱うのはおかしい」とのこと。

確かに「不用品のように扱った」のなら疑念もあるが、1家族2枚という「平等」な配布によって数に入れてもらえなかった子供たちへ、「公平」に自衛の権利を与える為の寄付は、不用品の範疇だろうか?

差別と言うことが差別」ではないが、日本郵便本社の人間には「アベノマスクは不用品」という潜在意識があるのだろう。

これがマスクではなく一万円札だったら、造幣局から「お金を不用品のように扱うな」と、24時間テレビを筆頭に、日本中の寄付金に対して抗議を行うのだろうか?

マスクの寄付を撤去したもう一つの理由として、「アベノマスクなどと揶揄(やゆ)する表現は不適切だ」とのこと。
あのマスクを説明するのに「アベノマスク」以外の表現があるの?

現在あの手の布マスクは、国から支給されたものであろうがなかろうが「アベノマスク」という固有名詞にすらなっている。

メールに添付する為の写真じゃなくても「写メを撮る」と言ったり、新聞配達のバイクがHONDA製じゃなくても「カブ」とよんだりと、揶揄や侮蔑の領域ではないように思える。

そもそも揶揄なの?

アベノマスクの由来は、アベノミクスから来ていると思うが、そもそもアベノミクスという造語は安倍晋三本人が言い出したのではなかったか?

アベによるエコノミクス(経済学)で、アベノミクス

マスクの配布は、保健衛生の分野ではあるが、広義では経済政策と言えなくもないだろう。アベによるマスクを用いたエコノミクス、その象徴物をアベノマスクと称することは称賛に近いのではないか?

でも、「アベノマスクは不用品だ」と考える人にとっては揶揄に聞こえるのだろう。

固有名詞となるもの

この世のすべてのゲームを「ファミコン」と呼び、ベトナムではすべてのバイクを「ホンダ」と呼ぶ。
昨今の日本の経済状況は、いい意味でも悪い意味でもアベノミクスの影響を受けている。
であれば、一万円札のことを「諭吉」と呼ばずに、「晋三」と呼ぶのはどうだろうか。

世の中、お金がすべてではないにせよ、重要なものではあるのだから「シンゾウ」という心臓と同じ音を使って、お金を表現すると1万円札が急に大事に思えてくる。

音による印象は非常に重要であることは、「ゴウリキ アヤメ」と聞けばわかる事だろう。

私がnoteに綴る目的

アベノマスクと最初に言った人が誰なのかは知らないが、こういった固有名詞や流行語、キャッチコピーを考える人は本当にすごいと思う。
何か造語を残すというのも、私がこういったnoteを書き続ける目標のひとつにしてみようと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?