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ワイン好きに捧げるレシピ#26《タラとアンチョビと白ワインと》

今夜はすっきり系の白ワインを飲みたい気分!
ワインに合わせてヘルシーに、でもしっかり食事したい!

そんな願いを叶えてくれる、とっておきのペアリングメニューをご紹介します。

旬のプリプリ香ばしいタラとホクホクのじゃがいもは、フレッシュな酸味の白ワインと相性バッチリですよ!

タラとアンチョビバターポテトのオーブン焼き

【材料】

タラ            2切(約200g)         
じゃがいも         2個(280~300g)
塩             少々   
パン粉           適量
オリーブオイル       適量
パセリ           適量           
【アンチョビバターソース】
Aアンチョビフィレ      2尾
A無塩バター         4g
A醤油            小さじ1/2
※分量:2人分

【作り方】

①じゃがいもは、一口大に切り水にさらす。水気を切りって耐熱皿に入れ、ふんわりラップをかけて600wの電子レンジで5~7分加熱する。熱いうちに皮を剥きボウルに入れて、マッシャーや木べらで潰す。

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②フライパンにオリーブオイルをひいて加熱し、パン粉を入れて水分が抜けカリカリになるまで中火で炒める。

③タラは流水で洗い、ペーパータオルで水分をしっかりふき取り、塩をふって15~20分おく。流水で洗い流し、再度ペーパータオルで水分をふき取り、3cm幅に切る。

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④フライパンにAのバターを入れて弱火で加熱し、バターが溶けたら③のタラとAの残りをすべて加え、表面に焼き目がつくまで火入れする。

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⑤ボウルに①のじゃがいも、④のタラ(半分量)とアンチョビバターソースをすべて加え、ざっくり混ぜ合わせる。

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⑥耐熱皿に⑤を平たく乗せ、上から④の残りのタラと②のパン粉をかける。オーブントースターで6~7分焼き、仕上げにパセリをちらして完成!

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タラとアンチョビバターソースの旨味がたっぷりしみ込んだじゃがいものなめらかな口当たりに、ふんわりやわらかなタラと、サクサクの香ばしいパン粉がマッチした、至福の一皿です。

油で揚げていないので、ボリューミーなのにヘルシーにいただけちゃいます!

すべて火を通しておりますので、グリルでも簡単に作れますよ。

香ばしく高ミネラルな白ワインと合わせたい

柑橘ハーブの涼しげなアロマと、口に含むと硬質なミネラルを感じる白ワインがオススメです!

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今回のお供は、イタリア産のヴェルディッキオ

レモンやグレープフルーツを想わせるアロマと、清涼感のある香りに少しの蜜っぽさバニラの要素が複雑に絡み合う、凝縮感のある1本です。

ほんのり余韻に残るワインの苦味が、料理全体の柔和な雰囲気のアクセントに!

【ワインを合わせるコツ】

◎料理全体のまろやかな風味には、柑橘ハーブの爽やかなアロマを合わせることで、レモンやミントを加えたようなワンランク上の味わいに!
◎タラ・アンチョビのヨード香(磯のような香り)には、コクミネラルが感じられるものを。
◎じゃがいもの甘味となめらかな口当たりには、豊かな果実味粘性のあるワインを合わせる。
◎パン粉・バターの香ばしさには、木樽由来のグリルしたナッツバニラの要素を持つワインを選ぶ。

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▲タラとアンチョビバターポテトをすべて混ぜ合わせると、よりサクサク食感が増して美味しくいただけますよ。


ワインビストロ路地裏では、noteでご紹介したメニューのほか未公開メニューもございますので、横浜にお越しの際はぜひお立ち寄りくださいませ。

instagramでは、実際にnoteレシピにペアリングさせていただいたワインと気まぐれに着物について発信中です♪

美味しい料理とワインに囲まれ、皆様の暮らしが彩り豊かなものとなりますように。

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