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ワイン好きに捧げるレシピ#31《新米と生牡蠣とロゼワインと》
岡山の米農家さんから、待ちに待った新米が届きました!
我が家では、玄米の状態のもち米をその日食べる量だけ精米しています。
そのお陰で、時間が経過しても炊き立てのような風味と味わいを楽しむことができます。
今回は、そんなモチモチ食感の新米を使用したワインに合う一品をご紹介します。
ワインとお米は合わない!と感じられている方にこそ試していただきたい、筆者イチオシのレシピです。
ワインが飲みたくなる洋風牡蠣飯
【材料】
米 2合
生牡蠣 約150g
塩 少々
桜エビ 約7g
有塩バター 約3g
白ワイン 大さじ1
三つ葉 適量
A干し椎茸の戻し汁 400ml
A醤油 大さじ1.5
※分量:4人分
【作り方】
①牡蠣は、ボウルに入れて塩をふって混ぜ合わせ、流水で洗う。水気を切り、キッチンペーパーで余分な水分をふき取る。
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②鍋にバターを入れて加熱し、①の牡蠣を加え中火で熱する。
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③②に桜エビ・白ワインを加え、中火で加熱する。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64011027/picture_pc_ff4d37b5f228f5868c447cbe48ab66cf.jpg)
④牡蠣がぷっくりしてきたら、戻してひと口大に切った椎茸とAを加えてひと煮たちさせる。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64011269/picture_pc_002f076cd1733e7546b1527ff3046e1c.jpg)
⑤炊飯器や土鍋に、といだ米と④を注ぎ入れて炊き込む。
⑥⑤を茶碗に盛り付けて、三つ葉をちらして完成!
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64011221/picture_pc_91f9b223a650594f0949d0266d480ea8.jpg)
牡蠣にバターをまとわせ、桜エビとともに白ワインで軽く煮詰めることで、旨味を最大まで引き出します。
牡蠣・椎茸出汁の濃厚な旨味、桜エビの香ばしさ、バターのコクと風味、新米の上品な甘味が渾然一体となった、至福の牡蠣飯です。
三つ葉の清涼感がアクセントになり、魚介類の香りをやわらげ、シンプルな旨味を感じさせます。
優しい甘味の出汁旨系ロゼワインと合わせたい
小粒の赤いベリーやフレッシュハーブのピュアな香りに、口に含むと、じんわりと出汁のような旨味が広がるロゼワインが好相性です!
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64059754/picture_pc_393b4f6de7c24d0c19fd95677c2f2364.jpg)
新米のやわらかな甘味に合わせて、オーストリア産のナチュール・ワインを選びました。
カベルネ・ソーヴィニヨン95%、シラー5%という構成で、フランボワーズやストロベリーの甘やかなアロマに、丸みを帯びたタンニン(渋味)が魅力的な1本です。
余韻に広がる出汁感と、牡蠣飯の濃厚な旨味が抜群に合います!
あまりにも美味しすぎて、多めに炊いた3合分の牡蠣飯とロゼワインはあっという間に空っぽに。
【ワインを合わせるコツ】
◎魚介類・椎茸の凝縮した旨味を伴う新米の甘味には、やわらかな果実味と出汁のような旨味を持つものを。
◎牡蠣・桜エビのヨード香には、土壌由来の硬質なワインを合わせる。
◎バター・醤油のコクと香ばしさには、まろやかなタンニン(渋味)が好相性!
◎三つ葉の清涼感には、同様にフレッシュハーブの香りを持つワインを選ぶ。
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64090075/picture_pc_1e72d5546cf7233b9c1091ec998ca3c5.jpg?width=800)
▲我が家の精米機。精米度を6〜7の分づきでいただくと栄養価も高く、もっちりした食感を楽しめます!
最後までご覧いただき有難うございます!
◆ワインビストロ路地裏では、noteでご紹介したメニューのほか未公開メニューもございますので、横浜にお越しの際はぜひお立ち寄りくださいませ。
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