見出し画像

SGP 育成塾 第3回 & プロジェクト進捗報告

こんにちは、どるちぇとウェンディ(青柳)です。

先週の日曜日にSGP育成塾の第3回が終わりましたので、早速学んだことを綴っていこうと思います。プロジェクトの進捗も報告していきます!

プロジェクトの進捗報告

プロジェクトの詳細はこちら

私がこのプロジェクトを実現するにあたって、大きなハードルとなるのは

  • 資金の調達方法

  • 行政への協力依頼

この2点であると考えています。
特に行政との協力は承認が下りるまでに数ヶ月~数年単位の時間を要します。行政にとって、私にとって、私のプロジェクトにそれだけの時間・コストを費やすに値するだけの成果が得られるのかが問題になります。
また、水路に小さな発電機を設置するピコ発電は全国でも事例がほとんど無く、半分実証実験を兼ねることになります。そのような実験的な試みに腰を上げてくれるのか、という問題もあります(事例がないからこそ、やる価値があるとも思います)。

そのような課題感を持つ中、先日ピコ水力発電機を製作・レンタルしている企業の方とお話しする機会がありました。そこで私のプロジェクトについてお話ししたところ、

やはり利権の獲得や行政との協力に多大な労力を要する。私たちも発電機の普及にあたってその点がボトルネックになっている。

という声を頂き、やはり私と共通の課題感を持っていることを認識しました。

また企業の方から、行政・地域住民からの協力を頂くための最初のステップとして、短期間のワークショップで発電機のデモンストレーションなどを企画してはどうか、と提案頂きました。この方法なら一時的に場所をお借りするだけなので行政手続きなどが必要ありません。

まずは実際に見て触って魅力・安心を感じてもらう。さらにPRを通して話題性を作ることが出来れば、全国に対しても水力発電の魅力を発信することが出来る。事業の入り口としてとても素晴らしいなと感じました。

まだ方向性は検討中ですが、とても貴重な意見を頂きました。この場を借りて感謝申し上げます。

講座の振り返り


SGP育成塾の詳細はこちら


今回はコレクティブインパクト手法を活用した事例をたくさん見て、ケーススタディを行いました。

コレクティブインパクト手法とは、
「行政や企業、NPOや自治体などの参加者(プレイヤー)がそれぞれのくくりを超えて協働し、さまざまな社会課題の解決に取り組むことで集合的(Collective)なインパクトを最大化すること、あるいはその枠組みを実現するためのアプローチ」 を意味します。

Sofia「コレクティブインパクトとは?社会課題解決へ導く事例などを交えて解説」 2021.08.18

社会問題・環境問題・地方衰退などの問題は1つのコミュニティや企業だけで解決できるような問題ではなく、あらゆるステークホルダーが協調することで解決していかなければなりません。

私は今までこれを概念としては理解していましたが、具体的な事業例がいまいちピンとこず、曖昧に認識していました。しかし、実際は日本だけに絞ってもたくさんの成功事例が存在することを今回学びました。

コレクティブインパクト手法で大切なのは「いかに周囲を巻き込みながらプロジェクトを大きくしていけるか」であると思います。

例えば、兵庫県豊岡市にあるだいかい文庫では、一般の方が施設に図書を置く権利を月3000円で提供しています。普通図書を置いてもらう側の方がお金を払うのではという発想がありますが、ここではみんながこぞってお金を払い、自分の好きな本を置きに来るそうです。みんなの「地域作りに貢献したい」「自分の好きなものを知ってほしい・共感したい」という気持ちをくみ取り、巻き込んでみんなで素敵な図書館を作るという事業例です。一方的にサービスを提供するのではなく、みんなで作るという発想がとても斬新で印象に残りました。

僕のプロジェクトも再三言うように、官民・地域住民の理解や協力が必須です。いかにそのような人たちに「自分も関わりたい!」と思ってもらえるようにするのか。それはプロジェクト内容自体はもちろん、発信の仕方にも工夫する余地がたくさんありそうです。育成塾で学ぶべき1つの目標が出来ました、これからもたくさん吸収し続けようと思います!


今回は以上です。
最後までお読み頂きありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?