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バズる文章の書き方が知りたい?それならこの本がオススメ♪

インスタグラムやツイッター、noteなど。
今は、たくさんの人がSNSを利用していますよね。

自分の言葉を発信するんだから、なるべく多くの人に
読んでもらいたい!

だけど・・・

面白い文章ってどう書けばいいの?
どうすれば「いいね」やフォロワーが増える?

そのお悩み、「バズる文章教室」を読めば解決しますよ。

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引用:Amazon

「バズる」ってインパクトのある言葉ですよね。
私は、まずタイトルに心をグッと掴まれました。

著者は文筆家、書評家の三宅香帆さんです。

この本には、村上春樹さんやさくらももこさんなど。

たくさんの作家さんが、人を惹きつける文章を書くためにどんな工夫をしているのか、分かりやすく解説しているんですよ。

例えば、「ハリー・ポッター」の作者であるJ・K・ローリングさんは、
ハーバード大学の卒業式で読むスピーチ文にあることを取り入れました。

それは、「偉人の名言を引用すること」です。
少しだけ、スピーチ文の一部を紹介しますね。

私が18歳のとき、何だかわからない何かを求めて古典文学に足を踏み入れ、
最終的に学んだことの一つは、古代ギリシャの歴史家プルタコスによって
書かれた「自分の内側で達成したことは、外側の真実を変えるだろう」と
いうことです。

偉人の名言を持ってくることで、とても知的な内容だと感じます。
でも、名言だけだと「何が言いたいんだろう?」って思いますよね。

実は、この後にこんな文章が続きます。

これは一つには、外の世界との避けることの出来ないつながり、つまり
人間はただ存在するだけで他人の人生に触れてしまうこと、を意味しています。

さすが、ローリングさん。
読み手がどう感じるかを、きちんと分かっていらっしゃる。
これなら意味がよく分かります。

さらに凄いのは、名言を読み手の境遇に当てはまるように、持っていくんですよ。

ハーバード大学業生の皆さんは、他人の人生にさらにどれくらい触れていく
つもりでしょうか?
~(省略)~
皆さんの大半は、世界に唯一残る超大国の国籍を持っています。
皆さんの投票の仕方、生き方、抗議の仕方、政府にかける圧力は、
国境さえも超える影響力があります。
これは見なさんの特権でもあり、責任でもあります。

素晴らしい内容だと思いました。
相手の境遇に当てはめて書くことで、言葉の重みもグッと変わってきますね。

さて、ローリングさんのスピーチ文について、三宅さんはこのように
解説しています。

「偉人の名言」を一般的な教訓としてストレートに訳すのではなく、
読み手の境遇に当てはまるように「超訳」する。
そうすることによって、自分が伝えたいことを、偉人の影響力でもって、
伝えることができるのです。

ただ自分の言葉で伝えるよりも偉人の名言を使い、相手の境遇に当てはめてみる。
そうすることで、読み手に大きな影響を与えることができるんですね。

単純に、そんな文章が書けたらカッコイイなと思っちゃいました。
こんな風に、他にも分かりやすい解説がたくさん書いてあります。

ぜひ、この本を読んであなたもバズる文章を書いちゃいましょう♪

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