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【名著を解説】人生が好転する『嫌われる勇気』を解説

▼音声を聴きながら読むと、理解しやすいかも


みなさんアドラー心理学ってご存知ですか?
堀江貴文さんも絶賛している、「嫌われる勇気」で有名なアドラー心理学の話ですね。
アドラー心理学の方法を使うと前向きに生きられるようになるんですよ。

今回はアドラー心理学の基礎をお伝えしてみなさんが前向きになれる話をしたいと思います。

まずは大前提の話として、人って基本的に周りの人にせいや、環境のせいにしがちなんですよね。

例えば、自分が学校に行けないのは、実家にお金がないからだとか
自分がモテないのは親の遺伝のせいでブサイクだからだとか

こうやって自分以外の周りのせいにして、言い訳をするのが僕ら人間なんですね。
なんでそんな風に言い訳をするのかというと、簡単ですよね。

努力をしなくて良いからです。

アドラー心理学でははそうゆう考え方をしないんですよね。

なんでかっていうと、それは「自分が人生の問題と向き合っていないから」だって考えるからなんですよ。

アドラーさんは自分の人生は自分で選び取るものだって考えるんですね。

自分こそが唯一、自分自身の物語の、人生の主人公なんだからって考えるんですよ。

かっこいいですよね。
ドラクエの主人公みたいな感じです。
自分こそがこの人生の主人公なんだってね。

これを「自己決定性」っていうんですよ

自分が運命の主人公であり、自分が人生を選び取っていくものだっていう考え方なんですね。

FF10のアーロンさんが言っていましたよね
「これは誰でもない、これはお前だけの物語なんだ」って
まさにあれがアドラーさんの考えなんですよ。

あなたを作ったのもあなただし、これからのあなたを作るのもあなたなんですよね
つまり今の現状を作ったのは自分なんだから、人のせいにするなよってことです。

周りの人から好かれていないとか、職場に良い人がいないとか、恋人ができないで寂しいとか、全部自分で選んだ人生なんですよ。

で、次に目的論っていう考え方があるんですけど
例えば、僕は今、内向的で引きこもりなのは、
昔虐められていたからだとか
親から愛情をもらわなかったからだって、言っていたとするじゃないですか。

こうゆう風に現在の理由を、過去に原因を求めるのを、原因論っていうんですね。
わかりづらいですよね。
現在引きこもりなのは、過去のいじめとか、親が愛情をくれなかったからっていう風に、現在の自分を過去の人がしたことを原因にして言い訳をしているでしょ。

引きこもりなのは過去の虐められてことが原因なんだっていうね。

そうではなくてアドラー心理学では今起こっている感情っていうのは
未来のためにあると考えるんですよ。

どうゆうことかというと
今、僕は人と関わるのが嫌だから、内向的という感情を作っているという考え方なんですよ
意味わかります?

今僕は内向的だと引きこもりだと思ってください。
なぜ引きこもりになっているかというと、外に出て誰かとあってコミュニケーションで失敗したらどうしよう、変な人だと思われたらどうしよう、怖い怖い、いいや内向的な性格になって、今後人と合わない生活にしよう、そうすれば人と会って傷つけられないで済むや
っていうこと

もっと短かな例で言うと
ふられるのが怖いから、告白しないって言うのかな

これを目的論というんですね。
未来に起こるかもしれない、出来事を目的に今の感情を作っているということね。
今の現状は今自分が行動を起こしたくないから、そう言った感情を作り出していると

で、考えて欲しいのが
過去に理由を求めてしまう原因論の考え方をしてしまうとネガティブになるんですよ。
なんでかというと、過去は誰も変えられないですよね。
誰も過去に戻って未来を変えることはできないじゃないですか。
そうなると過去に原因があるわけだから、もう解決することができないんですね。

そして今自分が努力しなくていい、言い訳になってしまうんですよ
だって変えられない過去が原因だったら、どうしようもないから
一生言い訳をして、人のせいにして生きられるわけですよ

でも今起こっている感情を、未来に起こる出来事を目的としているなら
変えることができますよね。
例えば今人見知りという感情を作っているなら、それは人と会ってうまく話せなかったらどうしようとか、失敗したくないっていう未来の出来事を想像して作り出している感情だから
いくらでも変えることができますよね。
つまり行動する言い訳ができるんですよ。
だって人と会って失敗したくないという目的のために、
今現在内向的という性格を選択しているなら
じゃあ失敗しないために、コミュニケーションの勉強をしようとかね
こうゆうラジオを聴くとかね

つまりできない理由を探そうではなくて、
できる理由を探そうというのが目的論の考え方なんですね。

全ての考え方や行動には原因があるわけではなくて、目的があるんだよっていうことですね。
これだけでもポジティブになれるでしょ。

あと一つお伝えしたいのが
劣等感と優越感についてですね
劣等感と優越感をアドラーでは見事なまでに解説されているんですよ
みなさん劣等感って意味わかりますかね。
たとえばもっとカッコよければ、モテるのにとか
なんでうちはお金落ちじゃないんだろうとかって
他人と比べて人よりも劣っているという感情ですよね
これを劣等感っていうんですよ。人よりも劣っているというやつですね。

じゃあ優越感は何かというと
逆にうちお金持ちだから、とか、
いや俺って頭いいじゃん?
みたいに人よりも優れていることですよね
で、この劣等感と優越感っていうのはいいんですけど

劣等コンプレックスと優越コンプレックスっていうのがやばいんですよ

劣等コンプレックスっていうのは何かというと
俺はどうせモテないから、好きな子がいても告白とかできないとか
どうせ頭悪いから、俺は何やってもダメなんだ
とかって、言い訳して、努力をしなくなっちゃうんですよ。これはダメだと
優越コンプレックスも一緒で、俺元々頭いいからさとか言って
あまり勉強しないとかね、もしくはうちお金持ちだからって言って大して働かないで
親の金で40になっても、50になってもニートとかね

この二つの行動って、要は自分が「人生の中で抱えている問題」から目を逸らしているんですよ。
言い訳をして努力をしない点では、この二つは一緒だから、これは良くないと。

じゃあどうしたらいいのかというと

劣等感と優越感をむしろバネにして努力をすればいいんですよ
自分をぶちゃいくだと思うなら、カッコよくなるために美容院行って
筋トレとしてバキバキの体にして、超金稼いで、月の給料を一億円にするとかね

実家が金持ちで、生活に困らないなら、人よりも勤務時間を短くして
その余ってる時間で人のためになることを勉強して事業を起こすとかね

そうやって努力の源泉にすることが大事なんですね。
要は自分がダメだから、とか自分は金持ちだからとかで甘えるなよ。
お前が自分でそれを選んでいるだけだろっていう話なんですよ

自分で自分の環境も現状も作り出したんだから、これからの自分を作り出していくのも
本人次第なんですよね。
故にいまあなたがやるべきことは、今の自分の現状をバネに努力をしてくこと
ただそれだけなんですよね。
月並みの言葉にはなってしまいますが、言い訳をするんじゃなくて行動をしましょう
ってことですね。

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https://www.youtube.com/watch?v=M2ZEiOmsW9I


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