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あなたの提案が通りやすくなる方法、ヒトラーの演説戦術

▼音声を聴きながら、読むとより理解しやすいかも

僕の過去の放送でも散々提案の話をしてきたんですが、そういえばこの話していないよね、と思ったので今日は「ヒトラーさんの演説から学ぶ、提案を通す方法」についてお話をします。

僕はよく職場で提案をさせていただくんですが、提案が通る時と、通らない時ってあるんですが、やっぱり通りやすい時って共通点があるなって思ったんですね。

それが「ヒトラーさん」と同じ戦力を取ったときは、本当に提案が通りやすいなと思ったので、ここをね、みなさんにも使える知識としてお話ししますね。

そもそも、ヒトラーさんって誰かというと、ナチスドイツの独裁者として有名なアドルフ・ヒトラーさんですね。

彼の演説ってものすごい勉強になるんですよ。
これをいうと、また例の批判の人みたいに、「ヒトラーのやったことが問題なんだ」って変な批判をされそうですが、まぁそれは置いておいて。

ヒトラーさんの演説って実は様々な心理学的にテクニックが使われているんですね。

例えば、彼は夕方ごろに演説を行うことが多いんですよね。
小れなんでかっていうと、人って朝起きた瞬間って実はものすごい頭が回るんですよ。
だから複雑な思考をするのって実は朝一にやるのが良いんですね。
よく受験とかで、数学の勉強は朝一が良いっていうのは、これが理由ですね。
時間の経過とともに、人の判断能力とか思考能力とかはどんどん低下していくんですよ。
特に夕方になると疲労と、周囲の暗さが相まって、激しく思考や判断能力が低下すると言われているんですね。
これを心理学では「黄昏時効果」と呼ぶんですね。
よく深夜になると、なんの番組でも面白く感じるじゃないですか。
あれと一緒です。

ヒトラーさんはそれを狙って、あえて人の思考能力が鈍る、夕方を狙って演説をしたんですよ。

その演説の中でも、同じフレーズを何度も言うんですよ。
「アイムヒトラー」って何度も叫ぶんですね。
単純な言葉を繰り返して、特定の刺激を人に与えることで、警戒心を解かせて、返って好意を懐かせる方法なんですよ。
これを「単純接触効果」と呼びます。

ヒトラーさんは「大衆、つまり大勢の人たちの、受容能力は限られており、理解力は小さいが、忘却力は大きい」と考えたんですよ。

つまり多くの人は、夕方になると警戒心が弱くなって、人の話を聞く容量が小さくなるんですよ。
さらに理解する能力も低下しているし、しかもほとんどは忘れてしまう、と考えたんですね。

つまりですよ、みなさんが上司とかに提案するときに、どうしたら良いのかと言うと、簡単でまずは夕方にアポを取るんですよ。

できれば全ての業務が終わって、ちょっと一休みしようかなぐらいの時がおすすめです。

そのときに、自分が訴えたいことを一つに決めて、それを簡単に何度も違う角度で訴えかけると良いんですね。
それだけでも、相手に提案を聞いてもらえる可能性というのはかなり上がります。

さらに、人は夕方ごろに言われたことって忘れてしまうことが多いので、記録をとると良いです。
それで翌日とかに上司に「昨日、こうゆうお話をいただいたので、このような形で進捗は進んでいます」みたいに報告をすると、相手としては「あ、これ俺が言ったことか。」ってなって、提案事項がそのまま進んでいくっていう風に持って行きやすくなるんですね。

コツとしては、翌日に進捗を報告する報告書はめっちゃ細かく書いてください。
読む気が失せるくらいにね。

それでいて、相手が行った言葉とか、単語を仕切りに使って、あたかも相手の上司の意見であるかのように書いて、進捗の報告をすると良いです。

これだけでもだいぶ、あなたの提案は通りやすくなります。

ちょっとずるいやり方ですが、あくまでもこれはヒトラーさんの真似なので、ご了承くださいってことで今日は以上になります。

実はヒトラーさんの演説って他にもテクニックがあるので、明日は他のヒトラーさんが行った、説得の方法についてお話ししますね。

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