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エッセイを書いて送ると、途上国の給食2食分になる! 小4から、ぜひ参加してほしい「エッセイコンテスト」

わたしは毎年、夏休みに、主に小中学生の読書感想文対策をしてきました。ずいぶん前に、

「宿題のエッセイを書かせて下さい。」


と、ご依頼が来たのが、WFPチャリティーエッセイコンテストだったのでした。キリスト教系の私立小学校のお子さんで、学校をあげて取り組んでいるということでした。

確かに、受賞しているお子さんの学校を見ても、キリスト教系の小学校や、私立小中学校などが目立ちます。



当時、応募できるのは小中学生だけだった気がしますが、今は、大人の方もエッセイを応募できます。

応募されたエッセイ一通に付き、発展途上国のお子さん給食2日分がスポンサーから寄付されるというのです。


小学生でも、飢餓に苦しむ子どもを助ける手助けができる。


それって、とっても素敵じゃありませんか?



詳細は、こちら。


前回、「大地をうるおし平和につくした医師 中村哲物語」を紹介しました。中村哲医師の功績は素晴らしいですが、残念ながら、アフガニスタンのすべての地域が、救われたわけではありません。

世界には、大人も子どもも、まだまだ飢餓に苦しむ地域がたくさんあります。ぜひ、取り組んでいただきたいですね!


ちなみに、自由研究に活用できます。


1 エッセイを書いて応募する。エッセイはコピーして、とっておく。

2 エッセイを書いて応募した後、WFPのHPでニュースなどをみる。
 ※WEFのサイトでなくてもいいです。

3 飢餓により、教育も受けられない国や地域の中で、1つ国や地域をえらぶ。

4 インターネットや図書館で、その国について調べよう。
※テーマを持って調べるといい。たとえば、「なぜその国が飢餓で苦しむようになったのか。」「なぜ女の子は学校に行けないのか。」など。そして、調べて思ったことをまとめて書く。発表のために、6のようにまとめてみよう。

5 できたら、ここまでやってみてほしい。その国に詳しい人に電話をして、話を聞いてみよう。
もし、その人が会ってくれるなら、日時を約束して、話を聞きに行くといいね。

※その国を援助している日本の団体、その国の「大使館」や「日本とその国の友好協会」などにかけてみるのもいいと思うよ!

6 それを、大きな紙で新聞にしてまとめてもいいし、調べたこと、写真などをカラーコピーして、切ったり貼ったりしながら、「レポート」にして文章でまとめてもいい。

電話などで、直接、話を聞いてほしいと思った理由。


それは、

「インターネットには、本当に知りたいことは、書いていない」から。

わたしはそのことを、今の小中学生に、早く知ってほしいと思います。


その国の問題を知っている人に聞くことで、その人が本当に見たこと、聞いたことなど、「生の情報」を知ることができます。これをほんとうの意味の、「一次情報」と言います。


インターネットに載っているのは、一次情報であることは大変少なく、多くは一次情報をどこかで見て書いた二次、さらにそれを見て書いた三次情報だからです。

本や雑誌、新聞やテレビ、You Tubeすら「一次情報」ではないのに、さらにそれを見て聞いて読んだことを、勝手に書いていることが多いのが、インターネットです。


しかも、

インターネット上で書くとき、書き間違いなどをして、間違った情報のままになっていることも、数多くあります。


ですから、わたしはインターネットの情報は、いつも疑いながら、

「ざっくりとした基礎情報(間違いもあるかも)」と考えて、活用しています。


それよりも、知りたいこと、例えば、自分が選んだ発展途上国に言ったことがある人、その国に詳しい人などに直接聞いてほしい。

自分の知りたいことが、ものすごくわかりやすく、具体的なことも含めて、知ることができます。

もちろん、保護者の方の力添えが必要ですが、そんな素敵な自由研究ができたら、自由研究の賞(あるんですよ!)に選ばれるかもしれませんね。


大人の部ができたようなので、今年はわたしも書いてみようと思います。


どんな給食になるんだろう?



想像するだけで、わくわくしますね!


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